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参考資料3-9 血漿分画製剤におけるサル痘への安全対策について(株式会社オーファンパシフィック提出資料) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27504.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和4年度第2回 8/23)《厚生労働省》
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血般分画製剤におけるサル疲への安全対策について
(株式会社オーファンパシフィック提出資料)

1. サル瘍ウイルスについて

サル彰ウイルスは、仮性狂犬病ウイルス (PRV) やウシアルファヘルベスウイルス
(BoAHV1) などのヘルベスウイルスと物理化学的特性を共有している。 これらはすべて
大きなエンベロープ DNA ウイルスである。 したがって、両方のヘルペスウイルスはサル
癒ウイルスのモデルウイルスと見なすことができる。

2. ヒト an-プロテイナーゼインヒビターの製造における安全対策について

リンスパッド点滴静注用 1000mg の原薬であるヒトqg-プロテイナーゼインヒビターの製
造工程では、ウイルス不活化除去処理として、分画 HH十III、PEG 沈殿、デプスフィルタ
ークろ過、TNBPプポリソルベート 20 処理及びナノクろ過工程を実施している。 これらの工程
について、モデルウイルスを用いたウイルスクリアランス試験が実施され、製造工程が一
定のウイルスクリアランス能力を有することが示された (表1)。

表1 ヒトcin-プロテイナーゼインヒビターのウイルスクリアランス試験結果
ウイルスクリアランス指数 (1ogo。) 9
製造工程

HIV-1 | BVDV | PRV VSV Reo3 HAV PPV
分画IT十 回 画 画 | | 男還 画 画
PEG 沈汰 | | 画 男 | | | | 画
デプスフィルターろ過 | | | 画畔 回 | 画還 | |
TNBP/ポリツソルベート 20処理 | 還議 回較 | 男 回 | 回
ナノろ過 画還 回還 画呈 | | 男硬 還証 加
総ウイルスクリアランス指数 | >24.6 | >18.9 | >20.7 > 9.7 >12.7 | >11.7 | >10.9
低い値を採用。

HIV-1 : human immunodeficiency virus type 1 (ヒト免疫不全ウイルス 1 型)

BVDV : bovine viral diarrhea virus (ウシウイルス性下痢ウイルス)

PRV
VSV :
Reo3
HAV :
PPV :

3. へミンの製造における安全対策について
ノーモサング点滴静注 230mg の原薬であるヘミンの製造工程では、ウイルス不活化
除去工程として、85% ギ酸存在下及び 肩議 存在下での熱処理を実施している。 これらの

: pseudorabies virus (仮性狂犬病ウイルス)
vesicular stomatitis virus (水泡口炎ウイルス)
: reovirus3 (レオウイルス 3 型)
hepatitis A virus (A 型肝炎ウイルス)
porcine parvovirus (プブタパルボウイルス)

0.
a) 各工程におけるウイルスクリアランス指数は、独立した複数回数の試験のうち、最も


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