よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和3年度3月号 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2022/03/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和3年度3月号(9/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System )

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和3年度3月号
○ 概要
(1) 令和 3 年度 3 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 7,194 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+1.5%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 10,013
円(伸び率+1.7%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が 1,807 億円(伸び率
+1.2%)薬剤料が 5,374 億円(伸び率+1.5%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 1,084
億円(伸び率▲4.1%)であった。
(→P.4)
(2)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,829 円(伸び率+1.6%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.70 種類(伸び率▲0.6%)、28.9 日(伸び率+3.3%)、
75 円(伸び率▲1.0%)であった。(→P.8,9)

(3)

内服薬の薬剤料 4,189 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+56 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 744 億
円(伸び幅+38 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 42 腫瘍用薬の+51 億円(総
額 495 億円)であった。(→P.13~19)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

4,189 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+56 億円)

医薬品(744 億円)

(682 億円)

(617 億円)

0 歳以上

18.8 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲3.3 億円)

(8.3 億円)

(2.3 億円)

(1.7 億円)

5 歳以上

99.7 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(▲1.3 億円)

(46.4 億円)

(27.7 億円)

医薬品(5.9 億円)

15 歳以上

1,542 億円

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

65 歳未満

(+31 億円)

(301 億円)

医薬品(284 億円)

(210 億円)

65 歳以上

974 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

75 歳未満

(▲6 億円)

医薬品(210 億円)

(183 億円)

(155 億円)

1,554 億円

21 循環器官用薬

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

(+35 億円)

(285 億円)

医薬品(243 億円)

(191 億円)

全年齢

75 歳以上

(4)

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 10,013 円(伸び率
+1.7%)で、最も高かったのは高知県(12,200 円(伸び率+1.1%))、最も低かった
のは佐賀県(8,308 円(伸び率+2.5%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは徳島県(伸び率+5.9%)、最も低かったのは茨城
県(伸び率▲0.2%)であった。(→P.31~32)