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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第38週(9月19日-9月25日、9月27日現在) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第38週(9月19日-9月25日、9月27日現在)(10/3)《国立感染症研究所》 |
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国立感染症研究所 感染症疫学センター
National Institute of Infectious Diseases/Center for Surveillance, Immunization, and Epidemiologic Research
新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報:
発生動向の状況把握
2022 年第 38 週(2022 年 9 月 19 日~2022 年 9 月 25 日; 9 月 27 日現在)*
COVID-19 weekly surveillance update:
epidemiologic situational awareness
- Week 38, as at September 27, 2022
*
一部、第 39 週の情報を含む
本週報は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況を、時・人・場所の項目を用いて記述し、複数の指
標を精査し、全国的な観点からまとめています。「トレンド(傾向)」と「レベル(水準)」を明記し、疫学的な概念を用
いて、状況把握の解釈を週ごとに行っています。解釈については、注意事項にも記載していますが、特に直近の情
報については、過小評価となりうる場合などがあるので十分にご注意下さい。国や地方自治体の COVID-19 対
策に従事する皆様とともに、広く国民の皆様に COVID-19 に関する情報を提供し、還元する事を目的としてお
ります。COVID-19 対策・対応の参考資料として活用していただければ幸いです。
届出に係る事務負担の軽減を目的として、発生届を重症化リスクのある陽性者に限定する緊急避難措置が 2022 年 8 月 25 日に通知され
たことを受けて、9 月 2 日より宮城県、茨城県、鳥取県、佐賀県が、9 月 9 日より三重県、長崎県が、9 月 14 日より山形県、福井県、9 月 20
日より鹿児島県のあわせて 9 県で発生届の限定的報告を実施している。これによって上記自治体から報告される届出数が大きく減少してお
り、評価に際して十分考慮すべきと考えられる。また 9 月 26 日より全国で 4 類型のみ発生届による報告と全数把握に切り替わっている。
2022 年 8 月 4 日より重症化リスクの低い患者(65 歳以上等の患者以外)の発生届では診断日が省略できるとされており、入力されていな
い場合は報告日を用いている。
今週の主なコメント
1. 全国の状況
1.1. 全国の新規症例報告数
1.2. 全国の検査数、新規陽性者数、陽性率
1.3. 全国の入院者数、重症者数、死亡者数
1.4. 全国の年齢群別新規症例報告数
2. 地域別の状況
2.1. 地域別の新規症例報告数
2.2. 地域別別の重症者数
HER-SYS に関する注意点
解釈に関する考え
参考サイト
1
4
4
5
6
9
14
14
19
23
23
23
今週の主なコメント
第 38週は、全国的には、前週と同様にほとんどの指標で減少~微減がみられた。
直近の週では、全国的には、自治体公表日・HER-SYS の診断日ベースの新規症例報告数はともに減
少し、有症状に限定した場合でも同様な傾向であった。また、直近の週では、検査数、新規陽性者数、検
査陽性率が全て微減~減少した。これは、検査数が減少したために新規陽性者数が減少したと説明し難
い傾向であり、また、流行(有病割合)が減少した際に想定される傾向である(感染を疑ったために実施
する検査数も減り、検査を行った場合、結果が陽性である確率も減少する)。なお、自治体公表による新
規陽性者数は第6波のピークレベルになったが、新規症例報告数に占める無症状症例の割合は約2%
と低い傾向が続いている。
1
National Institute of Infectious Diseases/Center for Surveillance, Immunization, and Epidemiologic Research
新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報:
発生動向の状況把握
2022 年第 38 週(2022 年 9 月 19 日~2022 年 9 月 25 日; 9 月 27 日現在)*
COVID-19 weekly surveillance update:
epidemiologic situational awareness
- Week 38, as at September 27, 2022
*
一部、第 39 週の情報を含む
本週報は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況を、時・人・場所の項目を用いて記述し、複数の指
標を精査し、全国的な観点からまとめています。「トレンド(傾向)」と「レベル(水準)」を明記し、疫学的な概念を用
いて、状況把握の解釈を週ごとに行っています。解釈については、注意事項にも記載していますが、特に直近の情
報については、過小評価となりうる場合などがあるので十分にご注意下さい。国や地方自治体の COVID-19 対
策に従事する皆様とともに、広く国民の皆様に COVID-19 に関する情報を提供し、還元する事を目的としてお
ります。COVID-19 対策・対応の参考資料として活用していただければ幸いです。
届出に係る事務負担の軽減を目的として、発生届を重症化リスクのある陽性者に限定する緊急避難措置が 2022 年 8 月 25 日に通知され
たことを受けて、9 月 2 日より宮城県、茨城県、鳥取県、佐賀県が、9 月 9 日より三重県、長崎県が、9 月 14 日より山形県、福井県、9 月 20
日より鹿児島県のあわせて 9 県で発生届の限定的報告を実施している。これによって上記自治体から報告される届出数が大きく減少してお
り、評価に際して十分考慮すべきと考えられる。また 9 月 26 日より全国で 4 類型のみ発生届による報告と全数把握に切り替わっている。
2022 年 8 月 4 日より重症化リスクの低い患者(65 歳以上等の患者以外)の発生届では診断日が省略できるとされており、入力されていな
い場合は報告日を用いている。
今週の主なコメント
1. 全国の状況
1.1. 全国の新規症例報告数
1.2. 全国の検査数、新規陽性者数、陽性率
1.3. 全国の入院者数、重症者数、死亡者数
1.4. 全国の年齢群別新規症例報告数
2. 地域別の状況
2.1. 地域別の新規症例報告数
2.2. 地域別別の重症者数
HER-SYS に関する注意点
解釈に関する考え
参考サイト
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今週の主なコメント
第 38週は、全国的には、前週と同様にほとんどの指標で減少~微減がみられた。
直近の週では、全国的には、自治体公表日・HER-SYS の診断日ベースの新規症例報告数はともに減
少し、有症状に限定した場合でも同様な傾向であった。また、直近の週では、検査数、新規陽性者数、検
査陽性率が全て微減~減少した。これは、検査数が減少したために新規陽性者数が減少したと説明し難
い傾向であり、また、流行(有病割合)が減少した際に想定される傾向である(感染を疑ったために実施
する検査数も減り、検査を行った場合、結果が陽性である確率も減少する)。なお、自治体公表による新
規陽性者数は第6波のピークレベルになったが、新規症例報告数に占める無症状症例の割合は約2%
と低い傾向が続いている。
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