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【資料3】強度行動障害児者の実態把握等に関する調査 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28272.html
出典情報 強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会(第1回 10/4)《厚生労働省》
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自治体調査

サービスに繋がっているが、ニーズが満たされていない事例②

サービスにつながっているが、ニーズが満たされていない方の状況を具体的に把握していると回答した自治体について、具体的
なケースについて自由記述で回答してもらった。各自治体からは887 ケース分の回答が得られた。自由記述に記載された内容
をもとに、障害福祉サービス等に繋がっているが、ニーズが満たされていない強度行動障害者の特徴を以下の通り整理した。

○サービスを利用できない、できなくなった理由
ケースに関する自由記述からは具体的な内容まで読み取れなかったが、
本人の行動障害に起因する理由である旨の記載が多くみられた。また、
特に他害行為がある場合もサービスを十分に利用できない理由として
挙げられている(図表45)。

図表 45 サービスを 利用できない、できなくなっ
た理由(本人の行動に起因する理由)

また、本人に起因しない理由としては、「近隣に空きのある事業所が
ない、少ない」、「サービス提供側の人員不足」といった理由があげ
られている。この点は、サービスの利用に繋がっていないケースにお
いても同様の理由で利用に繋がっていないことが確認されている(図
表46)。

図表 46 サービスを利用できない、できなくなった理由
(本人の行動に起因しない理由)

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