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第3回作業部会までの議論を踏まえた今後の論点(案) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/10/4041102.html |
出典情報 | ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第4回 11/2)《文部科学省》 |
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〇基礎研究と臨床研究の融合(リバーストランスレーショナル研究)、異分野連携(情報科学、数
理科学、工学、社会学等)、他のモダリティとの連携(感覚器、老化等)、産学連携は必要で
はないか。
〇脳とこころの研究推進プログラム内のプロジェクト間での一体的な推進体制や、多様なプロジェクトを
効果的に推進していくための体制が必要ではないか。
(4)人材育成
〇研究基盤・リソースの活用など、この研究領域に参画してもらえるような仕組みの検討が必要では
ないか。
〇若手向けの研究プロジェクトを継続的に実施することが重要ではないか。また、若手研究者支援制
度(経済的基盤が不安定な若手研究者が自身の生活費を含めたサポートが得られる)と更に研
究に専念できるのではないか。
(5)研究内容の方向性
〇脳は非常に複雑な臓器であり、生命科学、情報科学、人文科学、これらを統合した総合科学であ
る。また、分子、細胞、回路、脳、心理、社会という階層性があり、これらの階層を超えてつなげる研
究が必要ではないか。
〇精神医学への臨床応用は社会が一番期待するところだが、実際の治療への臨床応用はかなり時
間がかかると思う。そのため、短期的にどういった形で社会に明確な成果を還元するのかというテーマ
設定が重要になるのではないか。
〇ヒト固有の高次機能やその破綻から生じる病態の解明には、神経生理学的研究などにより、臨床
応用を視野に入れた、ヒトを対象とした脳科学研究の推進が必要。
〇これまでのリソースを維持し、更に発展させていく体制づくりが重要ではないか。例えば、マーモセットか
らヒトをつなぐために、これまでに構築したリソースのポテンシャルを引き出して、有効活用するという取
組が必要ではないか。
〇経時的な MRI の画像について、更なる発展や他の分野との融合のためにも、脳波等の脳に関する
データや他のパラメーターも同時に取っていくこと(例:正常脳の MRI のパラメーター+抹消血 等)
が大事ではないか。
〇異なる研究が複雑に絡み合ったデータの扱いや、特定の企業への提供など、利活用を進められるよ
うなデザインを最初から考えていく必要があるのではないか。
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理科学、工学、社会学等)、他のモダリティとの連携(感覚器、老化等)、産学連携は必要で
はないか。
〇脳とこころの研究推進プログラム内のプロジェクト間での一体的な推進体制や、多様なプロジェクトを
効果的に推進していくための体制が必要ではないか。
(4)人材育成
〇研究基盤・リソースの活用など、この研究領域に参画してもらえるような仕組みの検討が必要では
ないか。
〇若手向けの研究プロジェクトを継続的に実施することが重要ではないか。また、若手研究者支援制
度(経済的基盤が不安定な若手研究者が自身の生活費を含めたサポートが得られる)と更に研
究に専念できるのではないか。
(5)研究内容の方向性
〇脳は非常に複雑な臓器であり、生命科学、情報科学、人文科学、これらを統合した総合科学であ
る。また、分子、細胞、回路、脳、心理、社会という階層性があり、これらの階層を超えてつなげる研
究が必要ではないか。
〇精神医学への臨床応用は社会が一番期待するところだが、実際の治療への臨床応用はかなり時
間がかかると思う。そのため、短期的にどういった形で社会に明確な成果を還元するのかというテーマ
設定が重要になるのではないか。
〇ヒト固有の高次機能やその破綻から生じる病態の解明には、神経生理学的研究などにより、臨床
応用を視野に入れた、ヒトを対象とした脳科学研究の推進が必要。
〇これまでのリソースを維持し、更に発展させていく体制づくりが重要ではないか。例えば、マーモセットか
らヒトをつなぐために、これまでに構築したリソースのポテンシャルを引き出して、有効活用するという取
組が必要ではないか。
〇経時的な MRI の画像について、更なる発展や他の分野との融合のためにも、脳波等の脳に関する
データや他のパラメーターも同時に取っていくこと(例:正常脳の MRI のパラメーター+抹消血 等)
が大事ではないか。
〇異なる研究が複雑に絡み合ったデータの扱いや、特定の企業への提供など、利活用を進められるよ
うなデザインを最初から考えていく必要があるのではないか。
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