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総-7参考1-7○在宅自己注射について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00168.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第531回 11/9)《厚生労働省》
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中医協 総一7参考1一7
4 . 1 1 .
第 DB2112-0285 号
令和 3 年12 月 21 日

厚生労働大臣
後藤 茂之 殿

でや
一般社団法人 本アレルギー学全
理事長 海老澤 元腔^ 有 6
ヒトC1- インアクチベーター製剤 (米国での販売名 : Haegarda)
の在宅医療における在宅自己注射保険適用の要望書

遺伝性血管性浮腫 (Hereditary angioedema : HAE) は、主としてC1 インヒビター遺伝
子 (ZZの7) の変異により血中C1 インアクチベーター活性の低下と血中ブラジキニン濃度
の上昇が起こり、 身体中の様々な部位に繰り返し浮腫を生じる疾患です。 歯科治療や出産、

*、多くの場合浮腫の出現は予測困難です。 また、 顔面、四肢の皮膚や腸管の浮腫による機
の 気道粘膜の浮腫により呼吸困難に陥り、 生命に関わる場合もあり、国
の指定難病 「原発性免疫不全症候群」 の一つに認定されています。

HAE 患者では、C1 インアクチベーターを補充することで発作の鎮静化および新たな発作
の出現を抑制することが期待でき、本剤は HAE 発作の長期予防のための皮和下投与用ヒト血
殴由来C1インアクチベーター濃縮製剤です。

本邦では、 既に本剤と同一の C1 インアクチベーターを有効成分とする静注用製剤 (販売
名「ベリナートP 静注用 500」) が、「遺伝性血管性浮腫の急性発作」を効能効果と して 1990
年に承認され、以来 30 年以上の臨床使用によりその有効性並びに安全性が確認されていま
す。また、2017 年に「侵襲を伴う処置による遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制」の
効能・効果が追加されています。