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資料1-3-1-別添 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
(報告医1 第一報)アナフィラキシー疑いとして報告された事
例。
14:18頃ワクチン接種。.本人は体調変わりなしと答えた。14:20
頃待機場所に歩いて移動。
14:25頃、咳が出始めたため看護師が声をかけ前方に歩いて
くるも、途中で座り込んでしまう。看護師が車いすで介助し救
護室に移送。その際に、「接種前から体調が悪かった」との訴
えを看護師が聞いた。看護師より、「気分が悪い人がいる」と
呼ばれて報告者である医師が救護室へ向かった。
14:28-29頃初診時、顔面蒼白・呼吸苦訴えあり。明らかな粘
膜所見なし・皮膚所見なし・掻痒感なし。消化器症状訴えな
し。聴診では明らかな喘鳴は聴取できず。意識はあるものの
呼吸促迫しており、会話は単語程度を断続的にできるのみ。
バイタルチェックを指示し、SpO2 60%台であったため再検を指
示するとともに、酸素5L投与開始、救急要請。
14:30頃、バイタルチェック中に嘔気出現・泡沫状のピンク色
の血痰を排出。次いで鼻腔からも血痰が溢れ、14:34頃意識
レベルが低下したため臥位にすると呼吸停止・総頸動脈/鼠
径動脈触れずbystander CPR開始。14:35-36頃AED装着。
ショックの必要なしで、CPR継続。エピネフリンを静脈内投与
しようとするも静脈路確保できずCPR継続。
14:40頃、心拍再開・自発呼吸再開するも、あえぎ様呼吸であ
り、14:42頃再び心肺停止となりCPRを再開。ほぼ同時に救急
隊接触し、14:55救急搬送となった。救急車内でもAsys継続・
瞳孔散大対光反射なし。15:15頃3次救急病院に到着し、引き
継ぎとなった。
不明
2
42歳
女
2022年11月5日
2022年11月5日
4回目
GJ1857
(報告医1 第二報)第一報で報告基準に該当するものとし
て、アナフィラキシー疑いとして報告されたが、第二報として
その他の反応として報告された。
14:18頃ワクチン接種。.本人は体調変わりなしと答えた。14:20
頃待機場所に歩いて移動。
14:25頃、咳が出始めたため看護師が声をかけ前方に歩いて
くるも、途中で座り込んでしまう。看護師が車いすで介助し救
護室に移送。その際に、「接種前から体調が悪かった」との訴
えを看護師が聞いた。看護師より、「気分が悪い人がいる」と
呼ばれて報告者である医師が救護室へ向かった。
14:28-29頃初診時、顔面蒼白・呼吸苦訴えあり。明らかな粘
膜所見なし・皮膚所見なし・掻痒感なし。消化器症状訴えな
し。聴診では明らかな喘鳴は聴取できず。意識はあるものの
呼吸促迫しており、会話は単語程度を断続的にできるのみ。
バイタルチェックを指示し、SpO2 60%台と判明したため酸素5L
投与開始、救急要請、血圧などその他のバイタルチェックを
継続。
14:30頃、バイタルチェック中に泡沫状のピンク色の血痰を大
量に排出。次いで鼻腔からも血痰が溢れ、意識レベルが低下
したため臥位にする。14:34頃呼吸停止・総頸動脈/鼠径動脈
触れずCPR開始。14:35-36頃AED装着。ショックの必要なし
で、CPR継続。エピネフリンを静脈内投与しようとするも静脈
路確保できずCPR継続。
14:40頃、心拍再開・自発呼吸再開するも、あえぎ様呼吸であ
り、14:42頃再び心肺停止となりCPRを再開。ほぼ同時に救急
隊接触し、14:55救急車に同乗し搬送。救急車内でもCPR継
続するが心静止状態で瞳孔散大、対光反射なし。15:15頃3次
救急病院に到着し、引き継ぎとなった。
予診票上の留意点として、糖尿病を記載。
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
不明(報告医から、発症経過からコ
ロナワクチンによる電撃的なアナ
フィラキシー反応の印象があるが、 不明
最終的な診断は不詳である。と報
告)
(報告医2)
ワクチン接種当日15:15、隣接市の新型コロナウイルスワクチ
ン接種会場から心肺蘇生患者の救急搬送を報告者の医療機
関の救命救急センターにて受け入れた。到着時、心肺停止
急性心不全
状態で、心電図波形は心静止であった。心肺蘇生を継続し、
ルート確保のうえ、アドレナリン1mgを投与し、挿管管理を実
施した。アドレナリン1mgを計8回投与するも反応はなく、同日
15:58死亡確認となった。死亡時画像診断を実施し、高度肺
うっ血像認めた。病理解剖は実施せず。救急隊から、推定体
重110kgとの情報があった。以前のかかりつけ医からの情報
で、既往として高血圧症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群が
あった。救急搬送時の所見としては、高度肥満があり、皮膚
心肺停止
および粘膜病変は認めなかった。接種会場での状況につい
て、ワクチン接種前から呼吸苦があったとの情報と急変時に
泡沫状血痰があったとの情報があり、急性心不全を死因とし
た。
専門家による評価【令和4年10月7日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
不明
関連あり
不明
不明
評価不能
評価不能
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
-
-
専門家による評価【令和4年11月11日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
-
評価中
評価に用いた報告内容
資料番号
急性心不全
心肺停止
急性心不全(報告医から、死亡診断
書では急性心不全と記載されたと
急性心不全
聞いているが、最終的な診断は不
詳である。と報告)
不明
評価不能
不明
注1:各症例の記載は、令和4年10月5日〜令和4年11月10日までに、医療機関又は本ワクチンの製造販売業者から副反応疑い報告された内容に基づく。専門家による評価は、特記した場合を除き、令和4年11月9日時点の報告内容に基づき実施。
注2:直近の集計対象期間において新規又は追加報告された症例について、対応する症例Noを記入している。同一症例であっても、報告内容の更新等により医療機関又は製造販売業者から複数回報告される場合がある。同一症例について複数回報告された場合は、評価時点で最後に報告された報告内容に基づき評価している。
注3:「死因等」の記載は副反応疑い報告書の記載(接種の状況、症状の概要、報告者意見)を総合的に考慮の上、記載。資料1−1−2や資料1−2−2の「症状名(PT)」とは異なることがある。
注4:報告書における死因等の記載が基礎疾患の増悪等とされているものについては、本資料においては、7/21以降「対応するMedDRA PT」は基礎疾患等の名称ではなく、「状態悪化」として整理している。
注5:「血小板減少症を伴う血栓症」が死因として疑われると報告された事例については、「対応するMedDRA PT」には、令和3年10月22日までは、血小板減少に係る症状と血栓症に係る症状の両方を併記。10月22日以降は「血小板減少症を伴う血栓症」と表記。10月22日までに報告された症例においても、10月22日以降の追加報告の際に、死因を「血小板減少症を伴う血栓症」に更新、又は死因に「血小板減少症を伴う血栓症」を追加している。
注6:1件の副反応疑い報告書において、異なる接種回の副反応疑い事例が同時に報告されている場合は、当該報告書における最大接種回数を、当該報告の「接種回数」として記載・集計している。
2
注2
症例No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
(報告医1 第一報)アナフィラキシー疑いとして報告された事
例。
14:18頃ワクチン接種。.本人は体調変わりなしと答えた。14:20
頃待機場所に歩いて移動。
14:25頃、咳が出始めたため看護師が声をかけ前方に歩いて
くるも、途中で座り込んでしまう。看護師が車いすで介助し救
護室に移送。その際に、「接種前から体調が悪かった」との訴
えを看護師が聞いた。看護師より、「気分が悪い人がいる」と
呼ばれて報告者である医師が救護室へ向かった。
14:28-29頃初診時、顔面蒼白・呼吸苦訴えあり。明らかな粘
膜所見なし・皮膚所見なし・掻痒感なし。消化器症状訴えな
し。聴診では明らかな喘鳴は聴取できず。意識はあるものの
呼吸促迫しており、会話は単語程度を断続的にできるのみ。
バイタルチェックを指示し、SpO2 60%台であったため再検を指
示するとともに、酸素5L投与開始、救急要請。
14:30頃、バイタルチェック中に嘔気出現・泡沫状のピンク色
の血痰を排出。次いで鼻腔からも血痰が溢れ、14:34頃意識
レベルが低下したため臥位にすると呼吸停止・総頸動脈/鼠
径動脈触れずbystander CPR開始。14:35-36頃AED装着。
ショックの必要なしで、CPR継続。エピネフリンを静脈内投与
しようとするも静脈路確保できずCPR継続。
14:40頃、心拍再開・自発呼吸再開するも、あえぎ様呼吸であ
り、14:42頃再び心肺停止となりCPRを再開。ほぼ同時に救急
隊接触し、14:55救急搬送となった。救急車内でもAsys継続・
瞳孔散大対光反射なし。15:15頃3次救急病院に到着し、引き
継ぎとなった。
不明
2
42歳
女
2022年11月5日
2022年11月5日
4回目
GJ1857
(報告医1 第二報)第一報で報告基準に該当するものとし
て、アナフィラキシー疑いとして報告されたが、第二報として
その他の反応として報告された。
14:18頃ワクチン接種。.本人は体調変わりなしと答えた。14:20
頃待機場所に歩いて移動。
14:25頃、咳が出始めたため看護師が声をかけ前方に歩いて
くるも、途中で座り込んでしまう。看護師が車いすで介助し救
護室に移送。その際に、「接種前から体調が悪かった」との訴
えを看護師が聞いた。看護師より、「気分が悪い人がいる」と
呼ばれて報告者である医師が救護室へ向かった。
14:28-29頃初診時、顔面蒼白・呼吸苦訴えあり。明らかな粘
膜所見なし・皮膚所見なし・掻痒感なし。消化器症状訴えな
し。聴診では明らかな喘鳴は聴取できず。意識はあるものの
呼吸促迫しており、会話は単語程度を断続的にできるのみ。
バイタルチェックを指示し、SpO2 60%台と判明したため酸素5L
投与開始、救急要請、血圧などその他のバイタルチェックを
継続。
14:30頃、バイタルチェック中に泡沫状のピンク色の血痰を大
量に排出。次いで鼻腔からも血痰が溢れ、意識レベルが低下
したため臥位にする。14:34頃呼吸停止・総頸動脈/鼠径動脈
触れずCPR開始。14:35-36頃AED装着。ショックの必要なし
で、CPR継続。エピネフリンを静脈内投与しようとするも静脈
路確保できずCPR継続。
14:40頃、心拍再開・自発呼吸再開するも、あえぎ様呼吸であ
り、14:42頃再び心肺停止となりCPRを再開。ほぼ同時に救急
隊接触し、14:55救急車に同乗し搬送。救急車内でもCPR継
続するが心静止状態で瞳孔散大、対光反射なし。15:15頃3次
救急病院に到着し、引き継ぎとなった。
予診票上の留意点として、糖尿病を記載。
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
不明(報告医から、発症経過からコ
ロナワクチンによる電撃的なアナ
フィラキシー反応の印象があるが、 不明
最終的な診断は不詳である。と報
告)
(報告医2)
ワクチン接種当日15:15、隣接市の新型コロナウイルスワクチ
ン接種会場から心肺蘇生患者の救急搬送を報告者の医療機
関の救命救急センターにて受け入れた。到着時、心肺停止
急性心不全
状態で、心電図波形は心静止であった。心肺蘇生を継続し、
ルート確保のうえ、アドレナリン1mgを投与し、挿管管理を実
施した。アドレナリン1mgを計8回投与するも反応はなく、同日
15:58死亡確認となった。死亡時画像診断を実施し、高度肺
うっ血像認めた。病理解剖は実施せず。救急隊から、推定体
重110kgとの情報があった。以前のかかりつけ医からの情報
で、既往として高血圧症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群が
あった。救急搬送時の所見としては、高度肥満があり、皮膚
心肺停止
および粘膜病変は認めなかった。接種会場での状況につい
て、ワクチン接種前から呼吸苦があったとの情報と急変時に
泡沫状血痰があったとの情報があり、急性心不全を死因とし
た。
専門家による評価【令和4年10月7日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
不明
関連あり
不明
不明
評価不能
評価不能
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
-
-
専門家による評価【令和4年11月11日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
-
評価中
評価に用いた報告内容
資料番号
急性心不全
心肺停止
急性心不全(報告医から、死亡診断
書では急性心不全と記載されたと
急性心不全
聞いているが、最終的な診断は不
詳である。と報告)
不明
評価不能
不明
注1:各症例の記載は、令和4年10月5日〜令和4年11月10日までに、医療機関又は本ワクチンの製造販売業者から副反応疑い報告された内容に基づく。専門家による評価は、特記した場合を除き、令和4年11月9日時点の報告内容に基づき実施。
注2:直近の集計対象期間において新規又は追加報告された症例について、対応する症例Noを記入している。同一症例であっても、報告内容の更新等により医療機関又は製造販売業者から複数回報告される場合がある。同一症例について複数回報告された場合は、評価時点で最後に報告された報告内容に基づき評価している。
注3:「死因等」の記載は副反応疑い報告書の記載(接種の状況、症状の概要、報告者意見)を総合的に考慮の上、記載。資料1−1−2や資料1−2−2の「症状名(PT)」とは異なることがある。
注4:報告書における死因等の記載が基礎疾患の増悪等とされているものについては、本資料においては、7/21以降「対応するMedDRA PT」は基礎疾患等の名称ではなく、「状態悪化」として整理している。
注5:「血小板減少症を伴う血栓症」が死因として疑われると報告された事例については、「対応するMedDRA PT」には、令和3年10月22日までは、血小板減少に係る症状と血栓症に係る症状の両方を併記。10月22日以降は「血小板減少症を伴う血栓症」と表記。10月22日までに報告された症例においても、10月22日以降の追加報告の際に、死因を「血小板減少症を伴う血栓症」に更新、又は死因に「血小板減少症を伴う血栓症」を追加している。
注6:1件の副反応疑い報告書において、異なる接種回の副反応疑い事例が同時に報告されている場合は、当該報告書における最大接種回数を、当該報告の「接種回数」として記載・集計している。
2
注2
症例No