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資料1-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧1/ jRCTs041180023) (2 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28927.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第141回 11/17)《厚生労働省》 |
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を報告する。観察期間中央値は 72.7 か月であり、ハザード比 (HR)
は 0.95 (95%信頼区間:0.79~1.14; log-rank test, P=0.249) であ
った。VNR+CDDP 群 395 例の DFS の中央値は、37.5 か月(95%信頼区
間:28.9~52.6 か月)、PEM+CDDP 群 389 例の DFS の中央値は、43.4
か月(95%信頼区間:29.0~59.7 か月)であった。DFS において、
PEM+CDDP 群の VNR+CDDP 群に対する優越性は示されなかった。
副次エンドポイントであるOSは、観察期間中央値は77.3か月であ
り、HRは1.03 (95%信頼区間:0.80~1.32; log-rank test,
P=0.821) であった。
○安全性の評価結果
グレード3以上で発現率10%以上の有害事象は、VNR+CDDP群では食
欲不振43例 (10.9%)、発熱性好中球減少症46例 (11.6%)、白血球減
少202例 (51.0%)、好中球数減少321例 (81.1%)であった。同じく、
PEM+CDDP群では食欲不振42例 (10.7%)、好中球数減少89例 (22.8%)
であった。本試験で認められた有害事象は、過去の試験の結果から
予測可能なものであった。グレード3以上の発熱性好中球減少症、白
血球減少、好中球数減少、血小板数減少は有意にVNR+CDDP群で頻度
が高かった。また、全グレードの脱毛、静脈炎も有意にVNR+CDDP群
で頻度が高かった。
○結論
本試験の結果、完全切除された非扁平上皮非小細胞肺癌患者を対象
に、術後補助化学療法としての、無再発生存期間における VNR+CDDP
に対する PEM+CDDP の優越性は示されなかった。しかし、治療完遂率
は PEM+CDDP 群で良好であり、グレード 3 以上の発熱性好中球減少症、
白血球減少、好中球数減少、血小板数減少の頻度も有意に PEM+CDDP
群で低い結果であった。
臨 床 研 究 UMIN000006737
登録ID
jRCTs041180023
は 0.95 (95%信頼区間:0.79~1.14; log-rank test, P=0.249) であ
った。VNR+CDDP 群 395 例の DFS の中央値は、37.5 か月(95%信頼区
間:28.9~52.6 か月)、PEM+CDDP 群 389 例の DFS の中央値は、43.4
か月(95%信頼区間:29.0~59.7 か月)であった。DFS において、
PEM+CDDP 群の VNR+CDDP 群に対する優越性は示されなかった。
副次エンドポイントであるOSは、観察期間中央値は77.3か月であ
り、HRは1.03 (95%信頼区間:0.80~1.32; log-rank test,
P=0.821) であった。
○安全性の評価結果
グレード3以上で発現率10%以上の有害事象は、VNR+CDDP群では食
欲不振43例 (10.9%)、発熱性好中球減少症46例 (11.6%)、白血球減
少202例 (51.0%)、好中球数減少321例 (81.1%)であった。同じく、
PEM+CDDP群では食欲不振42例 (10.7%)、好中球数減少89例 (22.8%)
であった。本試験で認められた有害事象は、過去の試験の結果から
予測可能なものであった。グレード3以上の発熱性好中球減少症、白
血球減少、好中球数減少、血小板数減少は有意にVNR+CDDP群で頻度
が高かった。また、全グレードの脱毛、静脈炎も有意にVNR+CDDP群
で頻度が高かった。
○結論
本試験の結果、完全切除された非扁平上皮非小細胞肺癌患者を対象
に、術後補助化学療法としての、無再発生存期間における VNR+CDDP
に対する PEM+CDDP の優越性は示されなかった。しかし、治療完遂率
は PEM+CDDP 群で良好であり、グレード 3 以上の発熱性好中球減少症、
白血球減少、好中球数減少、血小板数減少の頻度も有意に PEM+CDDP
群で低い結果であった。
臨 床 研 究 UMIN000006737
登録ID
jRCTs041180023