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資料2-2 先進医療B評価表(整理番号132) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28927.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第141回 11/17)《厚生労働省》
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先進医療 B 実施計画等評価表(番号 B132)
評価委員

主担当: 真田
副担当: 後藤

副担当:山本

技術専門委員: 北脇

先進医療の名称

前核期人為的透明帯除去法

申請医療機関

医療法人社団

医療技術の概要

これまで体外受精における体外培養環境は、体内環境に
近づける努力がなされてきたが、従来の通常培養法では、
初期分割不良に伴う反復生殖補助治療不成功症例が存在
し苦慮してきた。分割前の前核期に、透明帯(ZP)を除去
することで、分割状態が改善し、初期分割時の良好胚率の

ミオ・ファティリティ・クリニック

上昇、胚盤胞到達率の上昇を確認し、初期分割不良に伴う
反復 ART 不成功症例において、前核期に人為的透明帯除去
を実施し、得られた胚盤胞移植により世界で初めて妊娠出
産を経験した。本研究は、透明帯除去を行った胚(ZP-free
胚)を作成し、コントロールは透明帯はそのままの胚(ZPintact 胚)とし、Time-lapse 機能搭載型培養器にて胚盤胞
まで培養し、新鮮胚盤胞移植もしくは凍結保存を実施し、
ZP-free 群で得られた胚と、ZP-intact 群で得られた胚に
対して統計学的な比較検討を行う多施設共同研究である。
○主要評価項目:
1)症例あたりの胚盤胞到達率
○副次評価項目:
1)症例あたりの生児獲得率
2)症例あたりの妊娠 12 及び 22 週時の流産率
3)胚移植あたりの臨床妊娠率(胎嚢確認)
4)臨床妊娠あたりの流産率
5)胚移植あたりの生産率
6)透明帯除去後の生存率
7)正常受精胚あたりの Day2 時の良好胚(Veeck 分類で G2
以上)率
8)正常受精胚あたりの胚盤胞到達率
9)透明帯除去胚における凍結融解後の生存率
10)透明帯と細胞膜間癒着の有無別の良好胚率、胚盤胞到
達率
○予定試験期間:
先進医療告示日~2023 年 12 月(登録期間:~2024 年 12 月)
○目標症例数:155 例