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資料2-4 申請技術の概要及びロードマップ (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28927.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第141回 11/17)《厚生労働省》
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医療技術の概要図

前核期人為的透明帯除去法
申請医療機関:ミオ・ファティリティ・クリニック
概要:これまでの生殖補助医療では、初期分割時に多くのフラグメントを呈する難治性患者
において、有益な培養方法が無かったが、前核期に透明帯を除去することで、初期分
割時に発生するフラグメント量が減少する可能性がある。本技術により、正常受精卵
は得られるものの、顕著な発育不良を呈する難治性患者において、胚盤胞到達率を
上昇させ、移植キャンセル・凍結キャンセルの低下や、着床率の上昇が期待される。

対象
過去の治療で、体外受精・胚移植実施
中で、正常受精卵あたりの良好胚
(veeck分類:G1,G2)率が20%以下、も
しくは延長培養胚あたりの良好拡張胚
盤胞(Gardner分類:4BB以上)到達率
10%以下が複数周期で認められた者

研究計画
研究同意が得られた患者における正常受精胚を、①通常培養群と②透明帯除去培養群に分け、高張液
に浸漬し、透明帯と卵細胞膜の癒着の有無を確認する。その後、②透明帯除去培養群でのみ、前核期
に人為的透明帯除去法を実施する。その後、Time-lapse培養器にて連続観察する。
評価
透明帯除去後の生存性、良好胚率、胚盤胞到達率:技術安全性・安定性の確認
着床率、流産率:不妊治療への効果

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