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参考資料2-2 市販薬の濫用防止に関する情報の集計及び分析一式報告書 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29460.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第3回 12/1)《厚生労働省》 |
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結果
・問い合わせが多い上位製品
エスエスブロン錠*
139件、 うち10歳代77件(55%):鎮咳去痰薬(ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・クロルフェニラミン・カフェイン)
バファリンA
86件、 うち10歳代30件(35%):解熱鎮痛薬(アスピリン)
イブA錠
83件、 うち10歳代47件(57%):解熱鎮痛薬(イブプロフェン・カフェイン・アリルイソプロピルアセチル尿素)
エスタロンモカ錠
68件、 うち10歳代27件(40%):眠気防止薬(カフェイン)
レスタミンコーワ糖衣錠
33件、 うち10歳代20件(61%):アレルギー用薬(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
エスタロンモカ12
32件、 うち10歳代10件(31%):眠気防止薬(カフェイン)
ウット*
26件、 うち10歳代 4件(15%):催眠鎮静薬(ブロモバレリル尿素・ジフェンヒドラミン塩酸塩・アリルイソプロピルアセチル尿素)
ナロンエース*
24件、 うち10歳代 5件(21%):解熱鎮痛薬(イブプロフェン・エテンザミド・ブロモバレリル尿素・カフェイン)
新ルル-A錠s
24件、 うち10歳代10件(42%):かぜ薬(アセトアミノフェン・ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・カフェイン)
パブロンゴールドA<錠> 23件、 うち10歳代 9件(39%):かぜ薬(アセトアミノフェン・ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・クロルフェニラミン・カフェイン)
新コンタックせき止めダブル持続性 23件、うち10歳代 9件(39%):鎮咳去痰薬(デキストロメトルファン・ジプロフィリン)
ドリエル
22件、 うち10歳代 4件(18%):催眠鎮静薬(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
トラベルミン
22件、 うち10歳代 8件(36%):乗物酔防止薬(ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・ジプロフィリン)
*「濫用等のおそれのある医薬品」に該当の製品
・以下の製品では複数箱を摂取している例が多い。
トラベルミン
22件中19件(86%)、最大22箱(132錠)ジフェンヒドラミンサリチル酸塩5.3g、ジプロフィリン3.4g相当
エスタロンモカ錠
68件中50件(74%)、最大19箱 (456錠)カフェイン45.6g相当
ドリエル
22件中14件(64%)、最大10箱(120錠)ジフェンヒドラミン3g相当
エスタロンモカ12
32件中19件(59%)、最大8箱(160錠)カフェイン16g相当
ウット*
26件中13件(50%)、最大10箱(120錠)ブロモバレリル尿素10g、ジフェンヒドラミン1g相当
レスタミンコーワ糖衣錠
33件中11件(33%)、最大8瓶(600錠)ジフェンヒドラミン6g相当
エスエスブロン錠*
139件中31件(22%)、最大6箱(500錠)ジヒドロコデイン1.3g・メチルエフェドリン2g・カフェイン3.8g相当
*「濫用等のおそれのある医薬品」に該当の製品
・「濫用等のおそれのある医薬品」として規制されている成分(コデイン、ジヒドロコデイン、メチルエフェドリン、ブロモバレリル尿素)以外でも
カフェイン、ジフェンヒドラミンを含有する製品では、痙攣、不整脈、心停止など重篤な症状が出現している例がみられた。
参考 中毒量
カフェイン:0.5g程度であっても不穏、興奮、振戦の可能性がある。
1g程度で頻回嘔吐、血清カリウム値の低下等の明らかな症状が出現する。
ジフェンヒドラミン:0.3g 以上で中等症(興奮、錯乱、幻覚、QT 延長などの心電図異常)、
1g 以上で重症(せん妄/精神病様症状、痙攣、昏睡)となる可能性がある。
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・問い合わせが多い上位製品
エスエスブロン錠*
139件、 うち10歳代77件(55%):鎮咳去痰薬(ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・クロルフェニラミン・カフェイン)
バファリンA
86件、 うち10歳代30件(35%):解熱鎮痛薬(アスピリン)
イブA錠
83件、 うち10歳代47件(57%):解熱鎮痛薬(イブプロフェン・カフェイン・アリルイソプロピルアセチル尿素)
エスタロンモカ錠
68件、 うち10歳代27件(40%):眠気防止薬(カフェイン)
レスタミンコーワ糖衣錠
33件、 うち10歳代20件(61%):アレルギー用薬(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
エスタロンモカ12
32件、 うち10歳代10件(31%):眠気防止薬(カフェイン)
ウット*
26件、 うち10歳代 4件(15%):催眠鎮静薬(ブロモバレリル尿素・ジフェンヒドラミン塩酸塩・アリルイソプロピルアセチル尿素)
ナロンエース*
24件、 うち10歳代 5件(21%):解熱鎮痛薬(イブプロフェン・エテンザミド・ブロモバレリル尿素・カフェイン)
新ルル-A錠s
24件、 うち10歳代10件(42%):かぜ薬(アセトアミノフェン・ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・カフェイン)
パブロンゴールドA<錠> 23件、 うち10歳代 9件(39%):かぜ薬(アセトアミノフェン・ジヒドロコデイン・メチルエフェドリン・クロルフェニラミン・カフェイン)
新コンタックせき止めダブル持続性 23件、うち10歳代 9件(39%):鎮咳去痰薬(デキストロメトルファン・ジプロフィリン)
ドリエル
22件、 うち10歳代 4件(18%):催眠鎮静薬(ジフェンヒドラミン塩酸塩)
トラベルミン
22件、 うち10歳代 8件(36%):乗物酔防止薬(ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・ジプロフィリン)
*「濫用等のおそれのある医薬品」に該当の製品
・以下の製品では複数箱を摂取している例が多い。
トラベルミン
22件中19件(86%)、最大22箱(132錠)ジフェンヒドラミンサリチル酸塩5.3g、ジプロフィリン3.4g相当
エスタロンモカ錠
68件中50件(74%)、最大19箱 (456錠)カフェイン45.6g相当
ドリエル
22件中14件(64%)、最大10箱(120錠)ジフェンヒドラミン3g相当
エスタロンモカ12
32件中19件(59%)、最大8箱(160錠)カフェイン16g相当
ウット*
26件中13件(50%)、最大10箱(120錠)ブロモバレリル尿素10g、ジフェンヒドラミン1g相当
レスタミンコーワ糖衣錠
33件中11件(33%)、最大8瓶(600錠)ジフェンヒドラミン6g相当
エスエスブロン錠*
139件中31件(22%)、最大6箱(500錠)ジヒドロコデイン1.3g・メチルエフェドリン2g・カフェイン3.8g相当
*「濫用等のおそれのある医薬品」に該当の製品
・「濫用等のおそれのある医薬品」として規制されている成分(コデイン、ジヒドロコデイン、メチルエフェドリン、ブロモバレリル尿素)以外でも
カフェイン、ジフェンヒドラミンを含有する製品では、痙攣、不整脈、心停止など重篤な症状が出現している例がみられた。
参考 中毒量
カフェイン:0.5g程度であっても不穏、興奮、振戦の可能性がある。
1g程度で頻回嘔吐、血清カリウム値の低下等の明らかな症状が出現する。
ジフェンヒドラミン:0.3g 以上で中等症(興奮、錯乱、幻覚、QT 延長などの心電図異常)、
1g 以上で重症(せん妄/精神病様症状、痙攣、昏睡)となる可能性がある。
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