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資料2-4 新型コロナ患者の自宅での死亡事例に関する自治体からの報告等 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第109回 12/7)《厚生労働省》
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新型コロナ患者の自宅での死亡事例に関する自治体からの報告及び自治体での取組について
【具体的な死亡事例について】
















救急搬送の搬入時の検査で陽性が判明するケースがあった。
家族や親族等に自宅で倒れているところを発見されるケースがあった。
陽性が判明したが、本人や家族の意思により自宅療養を希望するケースがあった。
高齢であることや末期がんであることにより自宅での看取りを希望するケースがあった。
自宅療養中に急速に重症化して死亡したケースがあった。
同居家族から感染し、自宅での死亡につながるケースがあった。
コロナ以外の要因で死亡し、死後に陽性が判明するケースがあった。
入院や宿泊療養、治療を希望しないケースがあった。
浴槽で意識がなくなっているところを同居家族に発見されるケースがあった。
入院調整や宿泊療養の対象となるも、直後に死亡するケースがあった。
主治医からの健康観察や訪問看護を受けていたものの、死亡したケースがあった。
自宅訪問するも応答なく、警察署に協力依頼を行うケースがあった。
症状があったが検査や受診を受けずに、死後に陽性が判明するケースがあった。
家族は入院を希望していたが、自宅療養となり、死亡したケースがあった。
発熱がなく、毎日訪問介護を受けていたが、死亡したケースがあった。

【自治体での取組事例】
 体調の変化・悪化を早期に把握するため、体調に少しでも変化が生じた場合には電話相談窓口へすみやかにご連絡いただくよう、自宅療養開
始時の説明、ホームページ、SMS等により自宅療養者に対して周知を実施した。
 療養者支援センターを開設し、若年層にはSMSを利用した調査を行い、保健所が電話にて調査すべき対象者を重症化リスクが高い方に絞るこ
とで連絡の遅滞を防ぐように改善を行った。
 陽性者からの要請があった場合、感染防護対策を行ったうえで、直ちに現場に向かう体制をとることとした。

【今後の対応】
季節性インフルエンザとの同時流行に備え、「Withコロナに向けた政策の考え方」(本年9月8日新型コロナウイルス感染症対策本部決定)
で示した「基本的考え方」に則り、限りある医療資源の中でも高齢者・重症化リスクの高い方に適切な医療を提供するため、入院治療が必要な患
者への対応の強化、発熱外来や電話診療・オンライン診療の体制強化、治療薬の円滑な供給、健康フォローアップセンターの拡充と自己検査キッ
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トの確保等の対策を進めるとともに、国民への情報提供と重症化リスク等に応じた外来受診・療養への協力の呼びかけなどに取り組んでいく 。