よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○医療DX 対応について 総-3 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00171.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第534回 12/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療DXの対応についての課題・論点
【課題】
1. オンライン資格確認については、国民の皆様においては、カード1枚で医療機関を受診することで、健康・医療に関
する多くのデータに基づいたより良い医療を受けることが可能となり、医療機関等においては、保険資格の転記を自
動化できるなど事務コストの削減に加え、安心・安全で質の高い医療を提供するための医療DXの基盤の整備につ
ながり、保険者においては、過誤請求の事務処理負担などの減少につながるなど、様々なメリットがある。
2. こうしたメリットを踏まえ、本年8月の中医協において、令和5年4月から保険医療機関・薬局でのオンライン資格確
認の導入を原則義務化した。それ以降、顔認証付きカードリーダの申込数が大きく伸びており、現時点で義務化対
象施設の95%以上が申し込みを済ませている。他方、実際に運用を開始した施設は約4割ほどであり、引き続き、
必要なシステム改修等の準備を進めていく必要がある。

【論点】


オンライン資格確認の導入の原則義務化については、本年8月の中医協の附帯意見に沿って、地域医療に支
障を生じる等、やむを得ない事情がある場合の必要な対応について、その期限も含め、検討を行うこととされている。

○ オンライン資格確認の導入をさらに加速化させて、導入を完了させる観点も踏まえつつ、電子レセプト請求を原則と
した際に、電子レセプトによる請求を行うことが困難な個別の事情がある医療機関等として設けられた経過措置を
参考に、オンライン資格確認の導入の原則義務化の経過措置について、どのような対応が考えられるか。

20