| 1 . 「自由で開かれたインド太平洋」を含む法の支配に基づく国際秩序の維持・拡大
〇 無償資金協力 1, 634 億円 (4 年度 : 1.633 億円)
[ 4 年度補正 : 636 億円 (3 年度補正 : 3 億円) ]
ー 質の高いインフラや海上保安能力向上を含む「自由で開かれたインド太平洋」 の実現や、
経済安全保障の推進など、普遍的価値に基づく国際秩序の維持・発展のための支援を強化
〇 国際協力機構運営費交付金等 1.519 億円 (4 年度 : 1.518 億円)
[ 4 年度補正 : 215 億円 (3 年度補正 : -億円) ]
ー 食料危機等ウクライナ侵略の影響を受ける国への支援、法整備支援・ガバナンス強化、
] IT CA開発大学院連携等を通じた日本の経験共有と普遍的価値の浸透 等
〇 国際機関等の分担金・拠出金 1.333 億円 (4 年度 : 1. 350 億円)
[ 4 年度補正 : 1.692 億円 (3年度補正 : 1.396 億円)]
国際機関における邦人職員増強のための国際機関職員派遣信託基金拠出金 (] PO) の
増強、国際連合平和維持活動 (P KO) への分担金を通じた頁献 等
〇 同志国に対する安全保障能力強化支援 (仮称) の創設 20 億円 (新規)

ー 同志国の安全保障上のニーズに応え、資機材の供与やインフラ整備等を行う、軍等が神
益者となる無償による資金協力の枠組みを創設
|2. 人間の安全保障、地球規模課題への取組の推進

〇 国際社会におけるグローバルな課題解決を我が国が主導すべく、4 年度補正予算による前
倒しの対応を含め、 新型コロナやや将来の感染症への備え (COVAXを通じたワクチン支援
( 4 年度補正 : 216 億円) 、グローバルファンド拠出金 (4年度補正 : 195 億円) 等) や気候
変動問題への対応 (途上国のG X及び気候変動適応策推進 (4 年度補正 : 154 億円)) 、人間
の安全保障の推進及び質の高い成長に向けた戦略的・効果的なODAの実施など取組を推進
|3. 外交・領事実施体制、情報戦への対応の強化

〇 日々の外交活動を文える「足腰予算」の強化 2, 197 億円 (4 年度 : 1.923 億円)
ー 在勤手当や現地職員給与など人件費や、その他在外公館関係の経費を重点的に措置 した
ほか、航空運貨が高止まるなか外国出張に万全を期すための旅費を手当 等
〇 外国旅費を含む旅費制度の見直し

為替・物価変動を受け、旅費法上の定額を超え、支給額調整を行う事例が増加。 足元、
運用上の対応により、不足が出ないよう対応

ーー 加えて、昨今の出張態様の多様化等を反映させるため、制度面においても、ゆ人金額の科
離、②法令規定と実態との友離、③事務手続きの簡素化、④歳出改革・大明性確保等の視
点から、広く見直しを行い、令和 6 年の旅費法改正を目指して検討を進める