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資料2 規制改革実施計画におけるオンライン診療指針に関する指摘への対応 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00035.html
出典情報 社会保障審議会医療部会(第95回 12/23)《厚生労働省》
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不適切な診療の実態
実態把握の方法
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に集積された相談事例からの情報抽出
日本医師会による調査
※PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)とは、国民生活センターと全国の消費生活センター等をオンラインネット
ワークで結び、消費生活に関する相談情報を蓄積しているデータベースのこと

不適切診療の事例
オンライン診療を受け、糖尿病に使う薬をダイエットにも使えるという理由から処方された。薬を飲ん
だところ下痢、腹痛、頭痛、めまいの症状が出て治まらないため、かかりつけ医を受診した。(※)
美容クリニックのサイトからオンライン診療を受け、食事制限や運動の必要もなく、毎日注射をすれば
痩せると言われた。薬を使用すると、吐き気、めまい、嘔吐、倦怠感の症状が出た。医師に相談したと
ころ、薬の量を減らすよう指示があり、また、薬に慣れてくると言われたため、1週間我慢したが、体
重は変わらなかった。(※)
病院で医師から「いいやせ薬がある」と勧められ、このやせ薬を処方してもらい服用していたところ、
意識を失い転倒して、唇等を怪我した。(※)
休職目的の患者を初診からオンライン診療で診察し、診療後すぐに3ヶ月間の自宅療養を必要とする旨
のうつの診断書を発出している。
※PIO-NET相談事例(2022年10月30日時点)
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