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5歳以上11歳以下の者への新型コロナワクチン接種に向けた接種体制の準備について(その3) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/000896870.pdf
出典情報 5歳以上11歳以下の者への新型コロナワクチン接種に向けた接種体制の準備について(その3)(2/14付 事務連絡)《厚生労働省》
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保護者の方へ
③使用するワクチン
ファイザー社の5~1 1歳用のワクチンを使用します。子ども用のワクチンです(※) 。
通常、3週間の間隔をあけて、合計2回接種します。
(※) ファイザー社の12歳以上のものに比べ、有効成分が1/3になっています。

〇接種の対象

人@ 5歳から1 1歳の方
@ 特に、慢性呼吸器疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患(※)を有するお子様は
接種をおすすめしています。 接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医などとよく相談してください。

(※)日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患の一覧等を公表しています。
日本小児科学会 新型コロナウイルス関連情報」
URL: https://www.jpedS.or.jD/modules/activity/index.Dhp?content_idニ333

6 新型コロナワクチンの効果 」

Q.新型コロナワクチンは、どんな効果がありますか?

A.新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなります。
ワクチンを受けると、体の中で新型コロナと戦う仕組み(免疫)ができます。 ウイルスが体に入っつてきた時に、すぐ
戦える準備ができますので、新型コロナの症状が出にくくなります。5~1 1歳における2回接種後7日以降の発症
予防効果は、90.7%と報告されています(※)。
(※)オミクロン株が出現する前のデータです。 出典:特例承認に係る報告書より

0 新型コロナワクチンの安全性 ]

Q.子どもが新型コロナワクチンを受けた後は、どんな症状が出ますか?

A.注射した部分の痛みが一番多く現れます。
ワクチンを受けた後、数日以内に現れる症状は、注射した部分の痛みが一番多く、 1 回目で74%、2回目で71%で
した。注射を受けたすぐ後よりも、受けた日の夜や次の日に痛みを感じる人が多いです。疲れた感じや発熱などは、
1回目よりも2回目の後の方が多く現れ、38C以上の発熱は1回目で2.5%、2回目で6.59%6でした。 ワクチンを受
けた後の症状は、ほとんどが軽度または中等度であり、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は
認められないと判断されています。

時数日以内に起こることがある症状
症状が出た人の割合 症 状
50%以上 注射した部分の痛み、 疲れた感じ
10 <50% 頭痛、 注射した部分の赤み・はれ、 筋肉痛、 春気
1 >10% 下痢、 発熱、 関節痛、 嘱吐 出典:特例承認に係る報告書より
Q.若い男子ほど接種後に心筋炎を発症しやすいと聞きますが、子どもはどうでしょうか?

A.米国では、12<て1 7歳男子に比べ5て1 1 歳男子の方が、心筋炎が報告される割合が低いとされています。

ごくまれですが、海外では子どもでも軽症の心筋炎を発症した例が報告されています。
米国では、新型コロナワクチン接種後の心筋炎の報告率は、5~1 1歳の男子の方が12~15歳や16~17歳の男
子より低いとされています。
ワクチン接種後4日程度の間にお子様に胸の痛み、動眉、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は、速やかに
医療機関を受診して、ワクチンを受けたことを伝えてください。
なお、心筋炎と診断された場合は、一般的には入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復します。

出典:2022.1.5 ACIP Meeting