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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和4年度8月号 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2022/08/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和4年度8月(12/23)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information A nalysis System )

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和4年度8月号
○ 概要
(1) 令和 4 年度 8 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,503 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+4.3%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,322
円(伸び率▲3.5%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が 1,778 億円(伸び率
+8.8%)薬剤料が 4,712 億円(伸び率+2.7%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 919 億
円(伸び率+0.5%)であった。(→P.4)
(2)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,374 円(伸び率▲5.6%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.75 種類(伸び率▲0.3%)、28.0 日(伸び率▲0.5%)、
70 円(伸び率▲4.8%)であった。(→P.8,9)

(3)

内服薬の薬剤料 3,748 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+75 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 691 億
円(伸び幅+25 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 42 腫瘍用薬の+64 億円(総
額 494 億円)であった。(→P.13~19)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,748 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+75 億円)

医薬品(691 億円)

(603 億円)

(559 億円)

0 歳以上

14.9 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲2.8 億円)

(5.0 億円)

(2.7 億円)

(1.7 億円)

5 歳以上

77.2 億円

11 中枢神経系用薬

44 アレルギー用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(+5.2 億円)

(25.9 億円)

(25.7 億円)

医薬品(7.1 億円)

15 歳以上

1,358 億円

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

65 歳未満

(+52 億円)

(276 億円)

医薬品(258 億円)

(182 億円)

65 歳以上

870 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

75 歳未満

(▲19 億円)

医薬品(192 億円)

(158 億円)

(154 億円)

1,428 億円

21 循環器官用薬

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

(+39 億円)

(260 億円)

医薬品(233 億円)

(181 億円)

全年齢

75 歳以上

(4)

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,322 円(伸び率▲
3.5%)で、最も高かったのは北海道(11,097 円(伸び率▲1.9%))、最も低かったの
は佐賀県(7,834 円(伸び率▲3.3%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは青森県(伸び率+0.6%)、最も低かったのは熊本
県(伸び率▲7.2%)であった。(→P.31~32)