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介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ 本文 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212398_00017.html
出典情報 介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ(12/23)《厚生労働省》
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<具体策>
(1)総合的・横断的な支援の実施
①介護現場革新のワンストップ窓口の設置
〇中小事業所に経営改善を促し、生産性の高い経営を実現することは、一般
の中小企業の経営指導にも通じる課題である。また、地域経済においては、
介護産業が地域の中核的な産業になりつつある。
〇現状では、所管分野ごとに支援メニューの相談窓口が分かれていることや
支援実施主体がバラバラであることなどから、事業者に対して、必ずしも包
括的なアドバイスや一体的な支援の実施が出来ていない。厚生労働省・経
済産業省が省庁の垣根を超えて介護事業者を支援するため、厚生労働省・
独立行政法人福祉医療機構・中小企業庁・独立行政法人中小企業基盤整
備機構などが協力し、経営改善や、事業者の様々な実情・ニーズを適切な
支援につなげるワンストップ型の総合的な事業者支援窓口を各都道府県に
設置していく。
〇また、IT 導入補助金やものづくり補助金、事業再構築補助金については、
介護事業者の ICT 導入や生産性向上を促進し、経営改善等につながるもの
であることから、中小企業庁・厚生労働省の協力・連携の下、介護事業者が
当該補助金をより一層活用しやすい環境整備を図る。
②介護ロボット・ICT 機器の導入支援
〇介護ロボット・ICT 機器の導入を効果的に進めるためには、どの機器をどの
ように導入すれば良いか分からないとの声も聴かれることから、どのような
課題にはどのような機器を導入すればよいか、全国の介護施設の協力を得
て大規模な実証等を行った上で、代表的な導入モデルを提示する(厚生労
働省として具体的なモデルを整理して示す)。
○また、現場の課題把握や業務改善に向けた相談対応、課題に応じた代表
的な導入モデルや先進事例の紹介、体験・オンライン展示、活用可能な支
援制度の紹介、職員向け研修など、①のワンストップ窓口と連携して導入・
活用に向けた伴走支援(相談対応、代表的な導入モデルや支援制度等の
紹介、職員向け研修など)を進める。
(2)事業者の意識変革
③優良事業者・職員の表彰等を通じた好事例の普及促進
〇現在、職員の待遇改善・人材育成・生産性の向上などに取り組む事業者を
都道府県が認証する取組(令和4年で 30 都府県)を行っているところ、これ
について全都道府県での実施を目指す。
○特に優れた事業者・職員を総理大臣が表彰し、全国に発信するイベントを
行うなどの仕組みを早期に導入し、優良事例の横展開を図る。
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