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資料3-2 鈴木先生提出資料 (96 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第113回 1/11)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点

年末年始であり解釈に注意を要する

• 2022年48-49週:インフルエンザは引き続き高程度であった(A(H3N2)優位)。

• ヨーロッパ:継続して増加傾向で、定点における陽性率は23%と10%を超えていた。英国では複数の指標で減少に
転じたが、年末年始であり解釈に注意を要する。 A(H3N2)優位だが、A(H1N1)pdm09やB型も認めている。
• 米国:ILI・陽性数・陽性率・新規入院者数は全て減少傾向である(直近1週間は新規入院者数は横ばい;
直近の過小評価の可能性もあり解釈に注意が必要)。A(H3N2)が優位だが、A(H1N1)pdm09も認めている。
• 東南アジア:主にマレーシアからB型優位に報告を認めている。
• 南アジア:継続して減少傾向である(主にイランでの減少を反映)。 A(H1N1)pdm09優位だが、 A(H3N2) やB型
も認めている。

• 東アジア:韓国ではILI・陽性数・陽性率が増加傾向である(直近1週間は陽性率微減;直近の過小評価の可能性もあ
り解釈に注意が必要) 。中国北部では、ILIがここ数週間急増し、インフルエンザ陽性数・陽性率は引き続き減少傾
向である (SARS-CoV-2流行による影響の可能性が高く、年末年始でもあり、解釈が困難である)。
• 南米:主にアルゼンチンやチリで引き続き例年より高いレベルで報告されているが、減少傾向となっている。
A(H3N2)が優位。その他南半球ではシーズン外の低いレベルとなっている。
• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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