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皆の健康守る医療を維持するために-新型コロナウィルス5類に向けて- (6 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2023/02/03/4625/
出典情報 皆の健康守る医療を維持するために-新型コロナウィルス 5 類に向けて-(2/3)《全国医学部長病院長会議》
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参考資料2

新型コロナウイルス感染症患者に係る5類感染症への変更による影響額
(2022年8月:入院分)
本調査は、新型コロナウイルス感染症患者が多かった2022年8月における新型コロナウイルス感染症に係る診療報
酬請求(入院分)を対象としており、作成にあたっては会員のうち以下15大学病院にご協力いただきました。
国立:北海道大学病院、東北大学病院、千葉大学医学部附属病院、東京大学医学部附属病院、
東京医科歯科大学病院、京都大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、九州大学病院
公立:横浜市立大学附属病院、奈良県立医科大学附属病院
私立:東京慈恵会医科大学附属病院、帝京大学医学部附属病院、聖マリアンナ医科大学病院、藤田医科大学病院、
関西医科大学附属病院総合医療センター
(単位:円)

分類

診療報酬請求額

5類変更による影響額

①重症病床関連

543,864,072

362,576,048

②中等症病床関連

115,656,710

77,104,473

③総合周産期関連

23,158,810

15,439,207

④看護配置関連

26,029,000

26,029,000

⑤救急医療管理加算

199,587,900

129,254,050

⑥一般病床関連(軽症)

40,374,300

40,374,300

⑦外来関連

17,295,750

17,295,750

総計

965,966,542

668,072,828

5類変更による1月あたりの
影響額総計

668,072,828

1大学病院1月あたりの
影響額

44,538,189

<分類の詳細>
①②③・・・特定入院料のうち、新型コロナウイルス感染症で診療報酬上の特例により倍数がかかった算定
④・・・①②③で看護師配置で評価されている算定(インフルエンザと同様の扱いとなったら算定不可)
⑤・・・新型コロナウイルス感染症で入院した際の算定
⑥・・・2類感染症から5類感染症へ変更となった時に一般病床で入院した算定(軽症)
⑦・・・外来において新型コロナ感染症を診療した際の算定

○2022年8月の15大学病院の患者受入状況
2022年8月
新入院患者数(人)

27,079

うち、コロナ新入院患者(人)

1,437

●新型コロナの新入院患者1人当たりの請求額と影響額(軽症例と外来を除く)
2022年8月
請求額

632,078

影響額

424,776