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審議結果について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30720.html
出典情報 医道審議会医師分科会医師臨床研修部会(令和4年度第2回 2/3)《厚生労働省》
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を行うべき。」については、
「整備・拡充」ではなく、
「臨床研修における位置付け」とし
て議論すべき、という点では賛成しますが、基礎研究プログラムありきではない議論を
して頂きますよう、くれぐれも強調したいと思います。
(清水委員)


本学にも基礎コースを希望した医学生がいましたが、自分の目指す研究は他大学の
研究室が特化しており、悩んだ末に、その大学の研究室に入るために、マッチングを
他大学にされた学生がいます。このプログラムの配属にも研究室との「マッチング」
という概念が必要かもしれません。



随分前ですが、
「研究」には「基礎」、
「臨床」の区別がなくなってきていると耳にし
ました。実際、基礎、臨床の区別なく、分子生物学や遺伝子学の研究が進んでいます。
国際認証にも、同義語かもしれませんが、基礎医学の単語ではなく「basic science」
となっており、日本語として「基礎医学」と同等ととらえて教育面では評価していま
すが、議論のある所と思っています。
「研究」の在り方をどう規定するか、という事も
考えていく必要があるのではないか。



前回の部会で他の委員から提案があったように、空席があるなら、それを柔軟に、
希望される大学に振り分けてはどうか、という案に賛成です。但し、マッチング後に
なってしまっては制度としては無理があり、他の意図で利用されてしまう危険性もあ
るとは思います。ただ、学生の多様性として、研究医に向く人材への道を何とか活か
せれば、この制度の意図もより活かせるのではないか。
(伊野委員)

【意見を踏まえた審議結果(部会長了)】
令和6年度から開始される基礎研究医プログラムに対する定員配分については了承さ
れたものとし、速やかに都道府県あてに通知すること。