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資料3-2 鈴木先生提出資料 (96 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第116回 2/8)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点

年末年始であり解釈に注意を要する

• 2022年52週-2023年1週:インフルエンザは減少したが、引き続き高程度であった(A(H1N1)pdm09が若干
優位)。
• ヨーロッパ:全体として減少に転じたが、引き続き陽性率は25%であり、流行の指標である10%を超え
ていた。 A(H3N2)とA(H1N1)pdm09を同程度に認め、B型も認めている。

• 米国:ILI・陽性数・陽性率・新規入院者数は全て引き続き減少傾向である。引き続きA(H3N2)が優位だ
が、A(H1N1)pdm09も認めている。
• 東南アジア:引き続き主にマレーシアからB型優位に報告を認めている。その他の地域では低レベルであ
る。
• 南アジア:継続して低レベルで、ネパールとスリランカを除いて減少傾向であった。A(H1N1)pdm09優
位である。
• 東アジア:韓国ではILI・陽性数・陽性率がここ数週間は減少傾向である。中国では、ILI・インフルエン
ザ陽性数・陽性率は非常に低いレベルであるが、解釈には注意を要する。
• 南米:全体として引き続き減少傾向だが、チリやパラグアイでは流行の閾値を超えている。その他南半球
ではシーズン外の低いレベルとなっている。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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