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資料1 第1回検討会の主な意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31415.html
出典情報 医薬品の販売制度に関する検討会(第2回 3/8)《厚生労働省》
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令和5年3月8日

第2回医薬品の販売制度に関する検討会

資料1

第1回検討会における主なご意見
1.全般的な事項
① 様々な課題に対応するために規制上細かい区分ができてくると、区分の間の穴に落ちる
ものが増え、利用者にもわかりにくくなる。穴に落ちたものを個々にどうするかではな
く、全般的にすっきりとわかりやすい形にするという、プロである医療従事者にとって
も患者・利用者の立場にとっても良い方向の議論ができれば良い
② OTC 販売と医療用を全体としてケアするという考え方がこれまでなかった。医療用と OTC
を地続きのものとして考えることが重要。医療で OTC も使って対応し、OTC があるもの
は保険から外す等、全体として見てほしい。零売を可とするのか、なくすのかで変わる
議論。
③ 分類も含めた販売方法を大きく作り直すことを視野に入れた議論が必要。
④ 濫用等の恐れのある医薬品など課題のある中、国民が必要な医薬品にどうアクセスする
のか、医療の中での医薬品へのアクセスをどうしていくかというのが重要。
⑤ 閣議決定されたデジタル重点計画に組み込まれたデジタル臨時行政調査会のデジタル原
則の方針からすると、対面とオンラインは基本的には同等である。その観点から常駐専
任の見直しは必要であるが、医薬品は有効性安全性確保の観点もあるので、緩和するだ
けでなく、必要に応じて、対面オンラインを問わず厳しく対応することも必要。また、
制度そのものの見直しだけでなく、必要な執行が担保されるよう体制を整備することも
重要。
⑥ 国民・患者の安全性を第一に考えた上で、ICTの活用も取り入れながら、適切な制度
となるようにすべき。
⑦ 制度ができたときには想定されていなかったものが多く入ってきているので、これらも
取り込んだ上で制度として整理する必要がある。安全性、濫用の危険性もあるので、適
正使用が実現できる、担保できることを踏まえた上で、いろんなトレンドに対応しなが
ら議論をしていくべき。
2.処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売について
① 「やむを得ない場合」は非常に限定的と感じられるが、そうでない場合に売っているケ
ースが多いのではないか。
② ステロイドなど副作用のリスクが高いものが販売されている等、OTC の濫用問題もある
中で、非常に危惧する。認知度が低い間に規制しないと、
「違法ではない」というところ
で不適切な販売が拡がってしまうのは問題。
③ 適応外使用は特に問題。
④ 医療用にもかかわらず、処方箋が必要ない医薬品があるというのが問題であり、日常的
に販売するものではない。
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