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資料2 濫用等のおそれのある医薬品について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31415.html
出典情報 医薬品の販売制度に関する検討会(第2回 3/8)《厚生労働省》
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海外における濫用等のおそれのある医薬品の販売方法について
研究報告書1)(抜粋)

諸外国における一般用医薬品の販売制度等の調査
米国英国ともインターネット販売は実施されている。米国では・・・。また、依存性のある成分の医薬品は基本的
にはインターネットで購入できない状況である2)ことなどが日本と異なっている。
また、英国については、コデインリン酸塩のような依存性のある成分は、・・・インターネット販売の際には、詳
細な患者情報をヒアリングする調査表を回答しなければならない点など、我が国と異なる・・・・
1) 令和3年度厚生労働行政推進調査事業(厚生労働科学特別研究事業)「一般用医薬品の販売における薬剤師等による管理及び情報提供の適切な方法・実施体制の構築
のための研究」(研究代表者:益山光一(東京薬科大学教授))
2) 下表注2参照

諸外国における濫用等のおそれのある非処方箋医薬品の販売方法
医薬品の例

販売形態

情報提供・販売を行う資格者


インターネット
販売

アメリカ

プソイドエフェドリン、エフェドリン、フェニル
プロパノールアミン含有製剤1) 2)

薬局

薬剤師, 薬剤師インターン3)

可(条件付き)2)

イギリス

プソイドエフェドリン、エフェドリン、コデイン、
薬局
ジヒドロコデイン含有咳止めなど

薬剤師又は薬局助手3)(購入
者が妊婦等の場合は薬剤師が
販売)



オーストラリア

プソイドエフェドリン含有製剤など1)

薬局

薬剤師

可(条件付き)

(参考)日本

エフェドリン、コデイン、プソイドエフェドリン
含有製剤など

薬局、
店舗販売業、
配置販売業

薬剤師又は登録販売者



1)コデインは処方箋医薬品
3) 薬剤師の監督下

2)

原則として購入に写真付きの身分証の提示、署名等が必要。また、州によって数量の制限等の規制が異なる。

令和3年度厚生労働行政推進調査事業(厚生労働科学特別研究事業)「一般用医薬品の販売における薬剤師等による管理及び情報提供の適切な方法・実施体制の構築のための研究」
(研究代表者:益山光一(東京薬科大学教授))、令和4年度医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業「国民が安心してセルフメディケーションできるICTやIoT技
14
術を活用したOTC医薬品の販売・授与に関する調査研究」(研究代表者:赤川圭子(昭和大学薬学部講師))を踏まえて作成(詳細については精査中)。