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総-1○臨床検査の保険適用について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00177.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第540回 3/8)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

クイックナビ-カンピロ

2 希望企業

デンカ株式会社

3 使用目的

糞便中のカンピロバクター抗原の検出(カンピロバクター感染の診断の補助)

製品特徴

出典:企業提出資料

・本品は、糞便を検体としてイムノクロマト法によりカンピロバクター
抗原を検出し、カンピロバクター感染の診断の補助に用いる体外診
断用医薬品であり、15分ほどで判定が可能である。
・カンピロバクター腸炎は、発熱、下痢を主な症状とする急性腸炎で
あり、臨床症状のみでは細菌性赤痢、サルモネラ腸炎等の他の感
染性腸炎との鑑別が難しい。また、確定診断の分離培養は判定ま
でに2日以上を要する。
・カンピロバクターは起炎菌不明の感染性腸炎に使用されるキノロ
ン系の抗菌薬に対し耐性があることから、本品による迅速な診断を
行うことで、カンピロバクターに有効な抗菌薬選択を感染初期に開
始できる。
臨床上の有用性
4 構造・原理

・本品および分離培養法との相関性試験の結果は下記のとおり
である。
本品と分離培養法との相関性
分離培養法

本品





陽性

陰性

陽性

65例

2例

67例

陰性

21例

139例

160例

86例

141例

227例

陽性一致率 : 75.6% (65例/86例)
陰性一致率 : 98.6% (139例/141例)
全体一致率 : 89.9% (204例/227例)
薬機法に基づく添付文書より引用

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