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資料1-1_これまでの議論について医療DXの議論を踏まえた整理 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31613.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ(第7回 3/9)《厚生労働省》
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これまでの医療情報ネットワークの基盤に関するWGで出した整理の方向性
議題






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整理の方向性

文書情報(3文書)及び
電子カルテ情報(6情
報)の閲覧対象について

• 健診結果情報は、HL7-FHIRの標準化を待たずして自治体間やマイナポータルとの情報連携が開始さ
れているため、まずは他の2文書(診療情報提供書、退院時サマリー)に関して議論を進める。
• 傷病名については患者本人への告知を前提として閲覧できることとし、感染症情報については患者本
人の同意取得を前提として閲覧できる仕組みを検討する。その他電子カルテ情報については本人同意
の下で全国の医療機関等で閲覧可能とする。

電子カルテ情報の提供の
仕方(PUSH型/PULL
型)について

• 診療情報提供書は、電子カルテ情報交換サービス(仮称)に蓄積することを検討する(まずはPUSH
型で運用し、費用・スケジュールの観点から、文書情報への画像等の添付情報をキー画像等に限定)。
• 6情報について、半年程度の情報は救急やマイナポータルでの活用につなげるためPUSH型とし、セ
キュリティや費用対効果等の観点から、過去の情報の取得が必要な場合等の将来的に拡張を検討して
いる情報等は該当医療機関からPULL型として直接取得することを検討する。
• PUSH型/PULL型の対象となる電子カルテ情報、保存期間等に関しては、活用目的や運用方法の議論と
セットで行う。

情報の保存や利用に関す
る同意取得の仕組みにつ
いて

• 国民が自身の意思で閲覧・利用されうる情報を管理できることを担保した上で、国民への周知(仕組
みの理解)とセットでなるべく現場の負担を軽減する方向で整理を進める。

コードの整理に関する整
理の方向性について

• 電子カルテ情報(6情報)のデータコードについては、厚生労働省標準規格として採用されている
コードを利用する。
• 医療従事者間の情報共有や患者の理解が円滑に進むよう、現場の負担等を踏まえ、まずは救急・生活
習慣病に関するコード等に絞った上で、将来的に確実にその他の必要なコード等を含め実装できるよ
う今後の維持管理体制についても整理する。
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