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2023年第9週(2月27日~3月5日; 3月6日現在)掲載日:2023年3月13日 (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第9週(2月27日-3月5日、3月6日現在)(3/13)《国立感染症研究所》
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る。関東地方は、第 5 週は 31%、第 6 週は 29%、第 7 週は 28%、第 8 週は 28%、第 9 週は第
29%であった。近畿地方は、第 5 週は 17%、第 6 週は 17%、第 7 週は 17%、第 8 週は 16%、第 9
週は 15%であった。
新規症例報告数の前週比は、すべての地域で 1 を下回った。最も前週比が高かったのは沖縄県、次いで
東北地方であった。人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 9 週では、人口 10 万対 14.4
人の減少であった。最も減少幅が大きかったのは北陸地方で、25人の減少、最も減少が少なかったの
は沖縄県で3人の減少であった。
第 9 週における地域別の新規に届け出された診断時中等症以上の症例は、北海道と近畿地方で微増
し、新規に届け出された診断時重症の症例は、北海道、北陸、近畿、九州地方で微増した。その他の地域
では、中等症以上および重症の症例は、横ばい~減少であった。ただし、直近の週は過小評価されてい
る場合があり、前週との比較においては、遅れ報告を考慮するのが重要である。中等症以上、重症の症
例はレベルとしては、全ての地域で第 7 波のピークレベルを大きく下回っている。
まとめ:第 9 週は、新規症例報告数は減少し、全ての年齢群と地域でも減少した。検査数、新規陽性者
数、検査陽性率も全て微減~減少した。遅れ報告を考慮した新規の中等症以上及び重症の症例も減少
し、新規の入院例においても減少した。今後も複数の指標を用いて、状況・疫学の変化を迅速に捉え、リ
スク評価と適切な対応につなげることが重要である。

レベル*











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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