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要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療 資料-5 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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○ 一方、地域包括ケア病棟における介護施設・福祉施設からの入院患者の受入
は急性期一般病棟と比べると少ない実態がある。リハビリテーション専門職
等の多職種が一定程度配置されており、入退院支援部門の設置が要件化され
ている地域包括ケア病棟や医師が配置されている介護保険施設等が、要介護
者等の高齢者の急変対応を担うことを推進する必要がある。
(2)高齢者の心身の特性に応じた対応
○ 急性期医療機関における要介護者等の高齢者に対する診療には、高齢者の
心身の特性に対する医師をはじめとする医療関係職種の理解が不可欠であり、
更に日々変化する病状に応じた適切な心身機能の評価に基づく、多職種によ
る早期の離床・自立に向けた取組が提供されることを推進する必要がある。
○ 特に、高齢者が必要とするリハビリテーション、口腔の管理、栄養管理に関
する一体的な取組を効果的に行うため、多職種間の連携とともに、速やかな
評価や介入を行うことが求められる。
※ 詳細は、【テーマ2】リハビリテーション・口腔・栄養で議論
(3)入退院支援


高齢者の入退院支援にあたっては、入院時には、入院前の生活状況等につ
いて、特に介護サービス等を利用している場合に十分な情報が医療機関に提
供されることが重要である。また、退院に際しては、特に入院期間が短い急
性期の医療機関では、入院早期から退院支援が必要となるため、予定入院で
は入院前から、緊急入院でも可能な限り早期に入院前の生活状況等の情報を
得て、退院先の調整を開始することが住み慣れた地域で療養や生活を継続す
る観点からも重要となる。

(4)医療・介護の人材確保
○ 医療・介護双方のニーズを有する高齢者の増加が見込まれる中、介護職員
を含む医療・介護の人材確保は大きな課題となっている。
3 検討の視点
(1)急性期疾患に対応する医療機関等


生活機能が低下した高齢者(高齢者施設の入所者を含む)に一般的である
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