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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023293.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第115回 3/16)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
3 月 16 日 第 115 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 777 人/日から、3 月 15 日時点で約 728 人/日と、ほぼ横ばいであ
った。また、約 1 か月前には 60%台であった今週先週比は、4 週間連続して上昇傾向にあり、今回は 90%台
となっている。今週先週比が再び 100%を超えることへの注意が必要である。
イ)年度末・新年度を迎え、人の動きが多くなる時期である。感染機会を減らすため、人の集まる屋内では定期
的な換気を励行するとともに、3 密(密閉・密集・密接)の回避、場面に応じた適切なマスクの着用、手指衛
生などの基本的な感染防止対策を継続する必要がある。
ウ)3 月 13 日から、屋内外を問わず、マスクの着用が個人の判断に委ねられている。医療機関の受診時や、医
療機関・高齢者施設等への訪問時などにおいては、院内・施設内での感染拡大を防止するため、引き続き医療
従事者と同様にマスクの着用を周知する必要がある。なお、必要な場面でマスクを着用できるよう、外出時に
① 新規陽性者数
マスクを携帯することも有用である。
エ)都が実施しているゲノム解析によると、BA.5 系統の割合が、2 月 27 日までの 1 週間で受け付けた限られた
検体数の中では約 33%となった。オミクロン株の亜系統である「BQ.1.1 系統」
「BF.7 系統」
「BN.1 系統」及び
「XBB.1.5 系統」などへの置き換わりが進んでいる。これら亜系統では感染がより広がりやすくなっているこ
とが示されており、今後の検出状況を注視する必要がある。
オ)
オミクロン株対応ワクチンの接種率は、
3 月 14 日時点で、
65 歳以上では 75.0%であるが、
全人口では 41.5%、
12 歳以上では 45.6%となっている。オミクロン株対応ワクチンは、重症化予防効果とともに、感染予防効果
や発症予防効果も期待でき、引き続きワクチン接種を呼びかける必要がある。5 月 8 日以降は、接種対象が重
症化リスクを有する人や小児等へ限られることになるため、オミクロン株対応ワクチンを接種していない方
のうち、希望がある場合は 5 月 7 日までに受ける必要がある。
カ)体調変化時など迷った時は、相談窓口(#7119、#8000、発熱相談センターなど)に相談し、発熱や咳、咽
頭痛等の症状がある場合、重症化リスクの高い方(高齢者、妊婦、基礎疾患のある方など)や小学生以下の小
児は、速やかに発熱外来を受診する必要がある。重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自己
検査を行い、陽性の場合は、東京都陽性者登録センターに登録することが望まれる。
キ)自身や家族等の感染に備え、普段から新型コロナ検査キットなどを備蓄しておく必要がある。
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グラフ
3 月 16 日 第 115 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 777 人/日から、3 月 15 日時点で約 728 人/日と、ほぼ横ばいであ
った。また、約 1 か月前には 60%台であった今週先週比は、4 週間連続して上昇傾向にあり、今回は 90%台
となっている。今週先週比が再び 100%を超えることへの注意が必要である。
イ)年度末・新年度を迎え、人の動きが多くなる時期である。感染機会を減らすため、人の集まる屋内では定期
的な換気を励行するとともに、3 密(密閉・密集・密接)の回避、場面に応じた適切なマスクの着用、手指衛
生などの基本的な感染防止対策を継続する必要がある。
ウ)3 月 13 日から、屋内外を問わず、マスクの着用が個人の判断に委ねられている。医療機関の受診時や、医
療機関・高齢者施設等への訪問時などにおいては、院内・施設内での感染拡大を防止するため、引き続き医療
従事者と同様にマスクの着用を周知する必要がある。なお、必要な場面でマスクを着用できるよう、外出時に
① 新規陽性者数
マスクを携帯することも有用である。
エ)都が実施しているゲノム解析によると、BA.5 系統の割合が、2 月 27 日までの 1 週間で受け付けた限られた
検体数の中では約 33%となった。オミクロン株の亜系統である「BQ.1.1 系統」
「BF.7 系統」
「BN.1 系統」及び
「XBB.1.5 系統」などへの置き換わりが進んでいる。これら亜系統では感染がより広がりやすくなっているこ
とが示されており、今後の検出状況を注視する必要がある。
オ)
オミクロン株対応ワクチンの接種率は、
3 月 14 日時点で、
65 歳以上では 75.0%であるが、
全人口では 41.5%、
12 歳以上では 45.6%となっている。オミクロン株対応ワクチンは、重症化予防効果とともに、感染予防効果
や発症予防効果も期待でき、引き続きワクチン接種を呼びかける必要がある。5 月 8 日以降は、接種対象が重
症化リスクを有する人や小児等へ限られることになるため、オミクロン株対応ワクチンを接種していない方
のうち、希望がある場合は 5 月 7 日までに受ける必要がある。
カ)体調変化時など迷った時は、相談窓口(#7119、#8000、発熱相談センターなど)に相談し、発熱や咳、咽
頭痛等の症状がある場合、重症化リスクの高い方(高齢者、妊婦、基礎疾患のある方など)や小学生以下の小
児は、速やかに発熱外来を受診する必要がある。重症化リスクの低い方は、まず新型コロナ検査キットで自己
検査を行い、陽性の場合は、東京都陽性者登録センターに登録することが望まれる。
キ)自身や家族等の感染に備え、普段から新型コロナ検査キットなどを備蓄しておく必要がある。
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