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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023293.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第115回 3/16)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ
⑤−1

3 月 16 日 第 115 回モニタリング会議のコメント
(1) 3 月 15 日時点の入院患者数は、前回の 660 人から 600 人となった。
(2) 3 月 15 日時点で、入院患者のうち酸素投与が必要な患者数は、前回の 144 人から 126 人となり、入院患者に
占める割合は前回の 21.8%から 21.0%となった。
(3) 今週新たに入院した患者数は、先週の 271 人から 200 人となった。また、入院率は 3.8%(200 人/今週の新
規陽性者数 5,208 人)であった。

(4) 都は、病床確保レベルをレベル 1(4,985 床)としており、3 月 15 日時点で、新型コロナウイルス感染症のた
めに確保を要請した病床の使用率は、前回の 12.2%から 11.4%となった。また、即応病床数は 3,407 床、即応
病床数に対する病床使用率は 17.6%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、9 週間連続して減少傾向にあり、通常医療との両立が可能な状況になってきている。また、
医療機関では、病床使用率や救急医療体制の状況などに応じて、新型コロナウイルス感染症のための医療と通
常医療とのバランスを取りながら、柔軟な病床運用に取り組んでいる。
イ)新型コロナウイルス感染症の 5 類への移行に向けて、幅広い医療機関・診療科が新型コロナウイルス感染症
の患者を診療できる医療体制へ段階的に移行できるよう、医療機関を支援する必要がある。
ウ)入院調整本部への調整依頼件数は、3 月 15 日時点で 19 件となった。

⑤ 入院患者数

⑤−2

3 月 15 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 34%を占め、次いで 90 代が約 21%で
あった。
【コメント】
入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は、約 83%と高い値のまま推移している。都内においては、高齢者
等医療支援型施設を設置し、要介護度の高い高齢者の療養体制を確保している。

⑤−3

(1) 3 月 15 日時点で、検査陽性者の全療養者のうち、入院患者数は前回の 660 人から 600 人となり、宿泊療養者
数は前回の 199 人から 165 人となった。
(2) 3 月 15 日時点で、自宅療養者等(入院・療養等調整中を含む)の人数は 4,335 人、全療養者数は 5,100 人で
あった。
【コメント】
ア)発生届対象外の患者は、東京都陽性者登録センターに登録することで、
「My HER-SYS」による健康観察や食
-6-