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【資料3】令和4年度介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会の検討結果について(報告) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31947.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第215回 3/16)《厚生労働省》
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令和4年度第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会の評価検討結果について①
○ 令和4年度第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和5年3月7日開催)において、以下の7件につい
て評価検討を行った。
・開発企業等から提案のあった福祉用具 6件(令和3年11月1日~令和4年10月31日新規受付)
・令和2年度第4回、令和3年度第2回検討会において、「評価検討の継続」とされ、追加のエビデンスデータ等が整
理された1件
○ 評価検討にあたっては、「介護保険制度における福祉用具の範囲の考え方」(7要件)、評価検討の視点に基づき
行ったところ。
○ その結果、介護保険の福祉用具の対象として、「評価検討の継続」が3件、「否」が4件とされた。
■ 福祉用具 6件(新規)の提案内容

※「提案(機器)の概要」は提案者の記載をもとに作成。

提案機器

提案(機器)の概要

総合的評価

結果

①排泄予測
支援機器

排尿タイミング予測支援デバ
イスは、超音波を利用して、
任意のタイミングで尿のたま
り具合の目安が分かる製品で
あり、スマートフォンアプリ
と連携することで、膀胱内の
尿量を推定し、適切なトイレ
のタイミングを通知する。

○ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり、実証計画において想定
していた対象者等が限定され、十分な結果が得られなかったことも考えられる
が、在宅における住環境や要介護者が利用することによって、どのような自立
の促進や介護者の負担軽減が図られたのかがわかる提案である必要がある。
○ また、現行の購入告示第三項に規定する排泄予測支援機器の種目に追加する
場合、「常時装着」ではなく、「単回測定型」である点の特徴を踏まえ、要介
護者等の高齢者においての効果を示す必要がある。
○ 上記の点に加え、自立の支援や安全に利用される対策を示すことや、提案さ
れている効果について、「常時装着型」と同程度の定量的なデータを引き続き
蓄積する必要がある。

評価検討
の継続

大人用哺乳瓶の形状を有し、
中に飲料を入れ吸い口のシリ
コンゴムより内容物を飲む。
舌を絶え間なく前後に動かす
ことにより、飲めるように
なっており舌圧の向上をはか
り嚥下力を高める。様式E84
医療機器製造販売。一般名称
口腔嚥下機能訓練器具。

○ 在宅の生活で本製品を必要とする利用対象者の特定や、在宅の要介護者等が
使用する具体的な環境を想定し、要介護者が利用することによって自立の促進
や介護者の負担軽減を図られる福祉用具であることを示す提案になっていない。
○ 本機器の使用に際しては、有効な活用および安全な利用の観点から、医師等
の医療専門職による管理下においてなされるべきものかどうかの整理が必要で
ある。
○ 上記の点について、在宅での使用例に基づき自立の支援や安全に利用される
対策を示すことや、根拠となる要介護者等への効果について、定量的なデータ
を用いた検証結果が得られる必要がある。

②口腔嚥下
機能訓練器




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