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参考資料1-2 ゾコーバ錠 添付文書 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32079.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第28回 3/22)《厚生労働省》
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ゾコーバ錠(3

薬剤名等

臨床症状・措置方法

薬剤名等

機序・危険因子

ミダゾラム
[1
6
.
7
.
2参照]

本剤の血中濃度が減少し、 こ れ ら の 薬 剤 の
エンザルタミド
(イクスタンジ)
作用が減弱するおそれがあ CYP3A誘導作用に
る。
より、本剤の代謝
ミトタン
(オペプリム)
が促進される。
フェニトイン
(ヒダントール、アレ
ビアチン)
ホスフェニトインナトリ
ウム水和物
(ホストイン)
リファンピシン
(リファジン)
セイヨウオトギリソウ
(St.John'sWort、セン
ト・ジョーンズ・ワー
ト)含有食品
[2
.
2参照]

薬剤名等

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

これらの薬剤の血中濃
度を上昇させ、これら
の薬剤の副作用が発現
しやすくなるおそれが
ある。

本剤の CYP3Aに対する
阻害作用により、これ
らの薬剤の代謝が阻害
される。

機序・危険因子
本剤の CYP3Aに対する
阻害作用により、これ
らの薬剤の代謝が阻害
される。

ブプレノルフィン塩酸塩 これらの薬剤の血中濃
エレトリプタン臭化水素 度を上昇させ、これら
の薬剤の作用を増強す
酸塩
るおそれがある。
カルシウム拮抗剤
ニフェジピン、フェロ
ジピン、ベラパミル塩
酸塩
抗精神病剤
ハロペリドール、アリ
ピプラゾール、クエチ
アピンフマル酸塩
抗凝固剤
ワルファリンカリウ
ム、アピキサバン

10.2併用注意(併用に注意すること)
副腎皮質ステロイド剤
ブデソニド、シクレソ
ニド、デキサメタゾ
ン、メチルプレドニゾ
ロン
[1
6
.
7
.
2参照]

臨床症状・措置方法
ミダゾラムの血中濃度
上昇により、過度の鎮
静や呼吸抑制が発現す
るおそれがある。

ジソピラミド
シロスタゾール

オピオイド系鎮痛剤
フェンタニル、フェン
タニルクエン酸塩、オ
キシコドン塩酸塩水和
物、メサドン塩酸塩
免疫抑制剤
シクロスポリン、タク
ロリムス水和物

ビンカアルカロイド系抗
悪性腫瘍剤
ビンクリスチン硫酸
塩、ビンブラスチン硫
酸塩

これらの薬剤の血中濃
度を上昇させ、筋神経
系の副作用を増強する
おそれがある。

ベネトクラクス〔再発又
は難治性の慢性リンパ性
白血病(小リンパ球性リ
ンパ腫を含む)の維持投
与期、急性骨髄性白血
病〕

ベネトクラクスの副作
用が増強されるおそれ
があるので、ベネトク
ラクスを減量するとと
もに、患者の状態を慎
重に観察し、副作用の
発現に十分注意するこ
と。

これらの薬剤の血中濃
P
D
E
5阻害剤
シルデナフィルクエン 度を上昇させるおそれ
酸 塩 、 タ ダ ラ フ ィ ル がある。
(シアリス、ザルティ
ア)

抗悪性腫瘍剤
ドセタキセル、エベロ
リムス、テムシロリム
ス、ゲフィチニブ、ダ
サチニブ水和物、エル
ロチニブ塩酸塩、ラパ
チニブトシル酸塩水和
物、ボルテゾミブ、イ
マチニブメシル酸塩、
スニチニブリンゴ酸
塩、ボスチニブ水和
物、カバジタキセル、
クリゾチニブ、シロリ
ムス、パノビノスタッ
ト乳酸塩、ポナチニブ
塩酸塩、ルキソリチニ
ブリン酸塩、アキシチ
ニブ、ニロチニブ塩酸
塩水和物

コルヒチン
コルヒチンの血中濃度
[2.3、9.2.1、9.3.1参 上昇により、作用が増
強されるおそれがある。
照]
イトラコナゾール

イトラコナゾールの血 本剤とイトラコナゾー
中濃度を上昇させるお ルの CYP3A阻害作用に
それがある。
より、相互に代謝が阻
害される。

イリノテカン塩酸塩水和 イリノテカンの活性代 本剤の CYP3A阻害作用

謝物の血中濃度を上昇 により、イリノテカン
させるおそれがある。
の活性代謝物の無毒化
が阻害されると考えら
れる。
ダ ビ ガ ト ラ ン エ テ キ シ ダビガトランの血中濃 本剤の P-gp阻害作用
ラートメタンスルホン酸 度を上昇させ、抗凝固 により、これらの薬剤
作用を増強するおそれ の排出を遅延させる。

がある。

マラビロク
アプレピタント
ロペラミド塩酸塩
サルメテロールキシナホ
酸塩
シナカルセト塩酸塩
アルプラゾラム
ゾピクロン
トルテロジン酒石酸塩
オキシブチニン塩酸塩
グアンファシン塩酸塩
ジエノゲスト

ジゴキシン
[1
6
.
7
.
2参照]

本剤との併用により、
ジゴキシンの血中濃度
の上昇が認められてお
り、ジゴキシンの作用
を増強するおそれがあ
る。

ロスバスタチンカルシウ 本 剤 と の 併 用 に よ り 、

ロスバスタチンの血中
[1
6
.
7
.
2参照]
濃度の上昇が認められ
ている。

アトルバスタチンカルシ アトルバスタチンの血
ウム水和物
中濃度を上昇させ、横
紋筋融解症やミオパ
チーが発現するおそれ
がある。

(3


本剤の BCRP、OATP1B1
及び OATP1B3阻害作用
により、ロスバスタチ
ンのクリアランスが低
下する。