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資料1 第1回医師臨床研修部会(令和4年12月2日開催)における主な意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32159.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和4年度第3回 3/27)《厚生労働省》
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第3回医道審議会医師分科会
医師臨床研修部会

資料1

令和5年3月 27 日

第1回医師臨床研修部会(令和4年 12 月2日開催)における主な意見

(今回の見直しの方針について)
○制度の見直しが令和2年から適用されたが、この見直しにより研修の実態がどう変わっ
てきたかがよくみえていない。この辺りのところが十分評価されないといけないと強く感じ
る。卒前・卒後の一貫した医師養成、総合的な診療能力、全人的に患者を捉える取組が
全国の医療現場で強く求められているなか、この見直しにより、良い方向に向かっている
のかどうかが知りたい。その上で検討できればありがたい。
○令和2年度研修の修了者がようやく出てきたという段階で、改定したことを再度見直すの
は拙速であると思われる。令和2年度研修以降の研修医の実力や進路等を確認した上
で、次の改定を考えるのが妥当と思われる。
○今回の見直しについては、1年間の議論で、研修内容を大きく変更するのは困難と思わ
れる。今回は小規模の見直しとした上で、次の5年間を考えるということではないか。
(評価について)
○研修病院の質の担保という意味で、症例数や研修環境等について第三者評価を行うこ
とが必要と思っている。各病院からの自己申請だけでは不十分である。
○根本が、良い医師になってもらいたいということであり、研修環境と研修の質が非常に大
事である。第三者評価で、外から見えるようにする必要があると感じている。
○外部評価は、改定した臨床研修のプログラムが研修医の効果的な教育に寄与するもの
になっているか、改善点はないかといった点を確認した上で行うべきであり、今これを推
進する段階ではないと考える。
○研修医の評価に係る業務量が多すぎて、かえって評価の質が落ちてしまっている、関わ
りが浅い他職種でも評価しなければならず評価ができない、といった状況がある。評価
のスリム化を検討すべき。
(地域医療研修について)
○地域医療については、ある程度の期間の確保は重要と思うが、長くしすぎると、指導体
制が担保できるかどうかを確認した上でないと、単に人材として当てにされるということが
懸念される。