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参考資料5 新型コロナウイルス感染症流行下における生活習慣の変化について (6 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》 |
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令和2年度厚生労働行政推進調査事業費補助金(厚生労働科学特別研究事業)
新型コロナウイルス感染症の影響による国民の食行動等の変化とその要因研究
研究代表者:お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 教授 赤松利恵
【目的】
・「新しい日常」における適切な栄養・食生活の推進に向けた基礎資料を得ることを
目的に、新型コロナウイルス感染症感染拡大による日本人の食意識・食行動、身体
状況、生活習慣の変化の検討等を行った。
【方法】
・ 2020年11月に、インターネット調査会社に登録されている全国の20~64歳の
男女6,000名を目標にインターネット調査を実施。
【主な結果】
⃝ 感染拡大前(2019年11月)と比べて、「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者の割合は20.3%、「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者の
割合は8.2%、「変化なし」と回答した者の割合は71.6%であった。
⃝ 感染拡大前後の食事内容の変化について、「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者で、「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者に比べて、野菜
の摂取量、果物、肉類、魚類、納豆、牛乳、乳製品の摂取頻度が「減少した」と回答した者の割合が、また、パン、麺類、インスタント食品等の摂取頻度が「増加した」と
回答した者の割合が有意に多かった。
感染拡大前(2019年11月)と比べ、緊急事態宣
言発令中(4~5月)の食生活の変化について、
・「現在の食生活がより健康的になった」
・「現在の食生活がより不健康になった」
・「変化なし」
の3つから選択。
0
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
71.6%
(n=4,294)
60
31.5
18.7
(%)
(n=6,000)
80
100
60
40
80
100
64.9
11.4
69.9
「変化なし」と回答した者
96.1
2.2
肉類の摂取頻度
「現在の食生活がより健康になった」と回答した者
8.2%
(n=491)
40
20
「現在の食生活がより健康になった」と回答した者 3.5
1.7
20.3%
(n=1,215)
20
0
野菜の摂取量
「現在の食生活がより健康的に
なった」と回答した者
8.4
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
18.7
15.9
「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者
「変化なし」と回答した者
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
95.6
6.3
「変化なし」と回答した者
インスタント食品の摂取頻度
1.9
「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
本概要は、論文※及び厚労科研報告書から厚生労働省健康局健康課栄養指導室で作成。
※Shimpo, M.; et al. Factors Associated with Dietary Change since the Outbreak of
COVID‐19 in Japan. Nutrients 2021, 13, 2039. https://doi.org/10.3390/nu13062039
64.6
3.1
乳製品の摂取頻度
なった」と回答した者
n=6,000(男性:3,044名, 女性:2,956名)
19.6
「変化なし」と回答した者
1.3
「現在の食生活がより不健康に
72.9
「変化なし」と回答した者
31.9
13.2
61.9
17.1
69.7
5.5
23.0
10.0
4.8 9.0
92.6
21.1
56.0
43.4
46.6
86.2
5
■減少した ■増加した ■変化なし
新型コロナウイルス感染症の影響による国民の食行動等の変化とその要因研究
研究代表者:お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 教授 赤松利恵
【目的】
・「新しい日常」における適切な栄養・食生活の推進に向けた基礎資料を得ることを
目的に、新型コロナウイルス感染症感染拡大による日本人の食意識・食行動、身体
状況、生活習慣の変化の検討等を行った。
【方法】
・ 2020年11月に、インターネット調査会社に登録されている全国の20~64歳の
男女6,000名を目標にインターネット調査を実施。
【主な結果】
⃝ 感染拡大前(2019年11月)と比べて、「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者の割合は20.3%、「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者の
割合は8.2%、「変化なし」と回答した者の割合は71.6%であった。
⃝ 感染拡大前後の食事内容の変化について、「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者で、「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者に比べて、野菜
の摂取量、果物、肉類、魚類、納豆、牛乳、乳製品の摂取頻度が「減少した」と回答した者の割合が、また、パン、麺類、インスタント食品等の摂取頻度が「増加した」と
回答した者の割合が有意に多かった。
感染拡大前(2019年11月)と比べ、緊急事態宣
言発令中(4~5月)の食生活の変化について、
・「現在の食生活がより健康的になった」
・「現在の食生活がより不健康になった」
・「変化なし」
の3つから選択。
0
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
71.6%
(n=4,294)
60
31.5
18.7
(%)
(n=6,000)
80
100
60
40
80
100
64.9
11.4
69.9
「変化なし」と回答した者
96.1
2.2
肉類の摂取頻度
「現在の食生活がより健康になった」と回答した者
8.2%
(n=491)
40
20
「現在の食生活がより健康になった」と回答した者 3.5
1.7
20.3%
(n=1,215)
20
0
野菜の摂取量
「現在の食生活がより健康的に
なった」と回答した者
8.4
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
18.7
15.9
「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者
「変化なし」と回答した者
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
95.6
6.3
「変化なし」と回答した者
インスタント食品の摂取頻度
1.9
「現在の食生活がより健康的になった」と回答した者
「現在の食生活がより不健康になった」と回答した者
本概要は、論文※及び厚労科研報告書から厚生労働省健康局健康課栄養指導室で作成。
※Shimpo, M.; et al. Factors Associated with Dietary Change since the Outbreak of
COVID‐19 in Japan. Nutrients 2021, 13, 2039. https://doi.org/10.3390/nu13062039
64.6
3.1
乳製品の摂取頻度
なった」と回答した者
n=6,000(男性:3,044名, 女性:2,956名)
19.6
「変化なし」と回答した者
1.3
「現在の食生活がより不健康に
72.9
「変化なし」と回答した者
31.9
13.2
61.9
17.1
69.7
5.5
23.0
10.0
4.8 9.0
92.6
21.1
56.0
43.4
46.6
86.2
5
■減少した ■増加した ■変化なし