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総-3参考1-2○在宅自己注射について (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00181.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第543回 4/26)《厚生労働省》 |
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中医協 総一3参考1一2
5 。 . 4 . 2 6
2021 年9月 16日
厚生労働大臣
田村 憲久 殿
日本乾疾学会
ビメキズマブの在宅医療における自己注射保険適用の要望書
江狐は慢性の疾患で、患者の社会生活や労働生産性に悪影響を及ぼし、患者の生活の質
(QoL) を著しく損なう疾患です。愚者の QoL は皮膚症状の改善に比例して改善しますが、
皮膚症状の完全消失によりさらに QoL が改善することが知られています。 近年、 乾癖の治療
楽の開発の進歩はゆめざましく、本邦においても種々の生物学的製剤が臨床応用され治療成
績が向上しましたが、十分な改善が得られんていない患者も未だ多数存在します。 患者の乾癖
治療に対する期待は皮膚症状が完全に消失することですが、友膚症状の完全消失は困難で
あると考えている医師は多く、さらに有効性の高い治療法が望まれます。
現在承認申請中のビメキズマブは、乾癖の病態に重要な役割を果たしている炎症性サイ
トカインであるインターロイキン (TL) -17A 及び IL-17F の双考に結合し中和する抗体製剤
で、 嘩常性乾銘、 肛導性電癖、 及び乾癖性紅皮症に対する有効性が臨床試験において確認
れています。本邦から参加 した国際共同臨床試験 BE VIVTD 試験に加え、BE READY 試験、BE
SURE 試験、BE RADIANT 試験が実施され、いずれの試験においても上既存治療薬 (アダリムマ
ブ、ウステキヌマブ、セモクキヌマブ) に比較して優れた高い皮疹消失効果が得られており、
ビメキズマブは多くの愚者に皮疹の完全消失をもたらすことが期待できる新たな治療選択
肢です。
本剤は皮下注射製剤で導入投与期間 (16 週まで) は 4 週に一度、その後の維持期間は 4
週に一度または8週に一度の投与が必要と考えられます。本剤は、2 月に尋常性電癖、肛癒
性電閣、及び乾医性紅皮症に対して承認申請ぶがされたのみならず、 関節症性乾癖 (乾閣性関
節炎) に対しても 4 週に一度の投与方法にて了臨床試験を実施中であり、乾癖の病型などによ
り 4 週に1 回の投与が必要とされる薬剤です。
自己注射が認められない場合、患者は皮膚症状が消失したにもかかわらず頻回通院によ
る身体的および時間的損失 (通院や待ち時間等) を被ると考えられます。 また、 上顔回の受診
は、治療に携わる医療従事者の負担も大きいことが予想されます。 また、 乾癖における生物
学的製剤による治療は投与施設が限られていることから、 患者が高齢の場合や、 投与可能な
施設から遠方に居住している場合には頻回の医療機関への通院は困難と考えられます。さ
らに、今後はリモート診療の機会も増えてくるものと考えられることから、 本剤の在宅自己