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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和4年度12月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2022/12/
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和4年度12月(4/28)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System )

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和4年度 12 月号
○ 概要
(1) 令和 4 年度 12 月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 7,137 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+2.3%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,730
円(伸び率▲2.5%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が 1,898 億円(伸び率
+7.4%)薬剤料が 5,225 億円(伸び率+0.6%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 1,029
億円(伸び率▲0.6%)であった。
(→P.4,5)
(2)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,654 円(伸び率▲4.4%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.79 種類(伸び率+0.0%)、28.3 日(伸び率▲1.7%)、
72 円(伸び率▲2.8%)であった。(→P.8,9)

(3)

内服薬の薬剤料 4,148 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+13 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 746 億
円(伸び幅▲1 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 62 化学療法剤の+138 億円(総
額 274 億円)であった。(→P.13~19)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

4,148 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+13 億円)

医薬品 (746 億円)

(646 億円)

(584 億円)

0 歳以上

22.6 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲1.3 億円)

(8.1 億円)

(4.8 億円)

(2.9 億円)

5 歳以上

91.8 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

15 歳未満

(+1.6 億円)

(32.0 億円)

(28.0 億円)

医薬品 (7.4 億円)

15 歳以上

1,525 億円

11 中枢神経系用薬

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

65 歳未満

(+37 億円)

(291 億円)

医薬品 (285 億円)

(202 億円)

65 歳以上

940 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

75 歳未満

(▲45 億円)

医薬品 (201 億円)

(166 億円)

(155 億円)

1,568 億円

21 循環器官用薬

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

(+21 億円)

(274 億円)

医薬品 (251 億円)

(188 億円)

全年齢

75 歳以上

(4)

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,730 円(伸び率▲
2.5%)で、最も高かったのは北海道(11,805 円(伸び率+0.4%)
)、最も低かったの
は佐賀県(8,171 円(伸び率▲2.0%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは岩手県(伸び率+1.2%)、最も低かったのは高知
県(伸び率▲7.0%)であった。(→P.31~32)