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資料1-2 先進医療B評価表(整理番号135) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32965.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第148回 5/18)《厚生労働省》 |
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先進医療 B
評価委員
主担当: 北川
副担当: 後藤
実施計画等評価表(番号 B135)
副担当:伊藤
技術専門委員: 伊佐山
先進医療の名称
生体肝移植術
申請医療機関
京都大学医学部附属病院
医療技術の概要
我が国において、結腸・直腸癌の罹患率および死亡率は
著しく増加している。治癒切除が可能な Stage I~III 大
腸癌の5年生存率は 60-95%であるが、16%程度を占める
Stage IV 大腸癌の5年生存率は 19%と不良である。肝臓
は大腸癌の転移臓器として最も頻度が高く、Stage IV 大腸
癌の 56%を占める。また、stage I~III 大腸癌切除例のう
ち7%において、その後の経過中に肝転移再発を認めるよ
うになる。大腸癌の予後を改善するにあたり、肝転移の治
療成績の改善が重要である。
大腸癌は、他臓器に転移をしても切除できれば良好な予
後を期待できる特徴がある。肝転移においても切除が可能
であれば予後は比較的良好であるが、切除不能の場合は化
学療法では根治することはできず、予後は不良である。そ
のような症例において、唯一の転移巣である肝臓を全摘出
して、新しい肝臓を移植することで大腸癌の根治を期待で
きる。
本研究においては、生体肝移植術を切除不能大腸癌肝転
移を有する患者に行い、周術期の安全性並びにその後の臨
床経過を 3 年間にわたり追跡し、生存率、再発率などを評
価する。
○主要評価項目:
術後3年生存割合
○副次評価項目:
1)術後2年および3年無再発生存割合および2年および
3年グラフト生存率
2)術後 30 日および 90 日生存割合
3)術後合併症
○予定試験期間:9年
○目標症例数:23 例
評価委員
主担当: 北川
副担当: 後藤
実施計画等評価表(番号 B135)
副担当:伊藤
技術専門委員: 伊佐山
先進医療の名称
生体肝移植術
申請医療機関
京都大学医学部附属病院
医療技術の概要
我が国において、結腸・直腸癌の罹患率および死亡率は
著しく増加している。治癒切除が可能な Stage I~III 大
腸癌の5年生存率は 60-95%であるが、16%程度を占める
Stage IV 大腸癌の5年生存率は 19%と不良である。肝臓
は大腸癌の転移臓器として最も頻度が高く、Stage IV 大腸
癌の 56%を占める。また、stage I~III 大腸癌切除例のう
ち7%において、その後の経過中に肝転移再発を認めるよ
うになる。大腸癌の予後を改善するにあたり、肝転移の治
療成績の改善が重要である。
大腸癌は、他臓器に転移をしても切除できれば良好な予
後を期待できる特徴がある。肝転移においても切除が可能
であれば予後は比較的良好であるが、切除不能の場合は化
学療法では根治することはできず、予後は不良である。そ
のような症例において、唯一の転移巣である肝臓を全摘出
して、新しい肝臓を移植することで大腸癌の根治を期待で
きる。
本研究においては、生体肝移植術を切除不能大腸癌肝転
移を有する患者に行い、周術期の安全性並びにその後の臨
床経過を 3 年間にわたり追跡し、生存率、再発率などを評
価する。
○主要評価項目:
術後3年生存割合
○副次評価項目:
1)術後2年および3年無再発生存割合および2年および
3年グラフト生存率
2)術後 30 日および 90 日生存割合
3)術後合併症
○予定試験期間:9年
○目標症例数:23 例