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参考資料6 「全ゲノム解析等実行計画ロードマップ2021」 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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②解析・データセンターにおけるシステム開発や環境構築に関する留意点
・解析や情報共有に用いる情報システムやネットワーク等インフラについては、常に新た
な技術を低コストで取り入れられるよう、特定の業者や技術に依存しない、拡張性が高
い方式で整備すること。
・システム構築にあたっては、臨床情報の API を用いた取得、解析に用いるクラウド技術、
スパコンとの連携技術、AI の開発、論文等の情報の獲得のためのデータベース、情報セ
キュリティ監視・制御、外部とのネットワーク接続など、各々技術特性に合わせて、調
達を分割し、全てを1社に任せるのではなく、各々、最適な開発事業者を選択すること。
・解析・データセンターのシステム構築は、クラウド技術をベースに開発すること。必要
に応じて、クラウド技術等により拡張性が確保された汎用的なデータセンターと、オン
プレミスのデータセンターとのハイブリッドな環境整備を可能とすること。
・クラウドサービスは、ISMAP(Information system Security Management and Assessment
Program:政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)へ登録されているものを原
則とする。
・臨床情報や、論文等の情報を管理・検索するデータベースは、検索の方法や解析方法等
のユースケースやデータの特性を考慮し、拡張性及び方式について、最適なものを選択
すること。その際に、ユースケースについて利用者からのヒアリングを十分行うなどし、
利便性にも十分配慮した設計を行うこと。

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