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事務局による関係団体への聞き取り結果(概要) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html |
出典情報 | 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》 |
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関係団体等からの意見 ③
(特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター)
団体概要
資料番号
2-4
<沿革>
○ 高齢者及び障害者、子どもなどが自立した生活を営むために必要な支援を実施する団体や、それらの団体のネットワーク組織を支援
することにより、「だれもが地域で普通に」暮らし続けることのできる地域社会の実現を目指して、1999年夏に任意団体として設立、
2001年2月以降はNPO法人として活動。
<主な活動>
○ 社会福祉に関するセミナー・フォーラムの企画、運営支援、調査研究、団体支援、出版の企画、編集、地域生活支援サービス等
取組の
ポイント
<各地の活動の事例など>
○ NPO法人わいわいみ・な・み(兵庫県豊岡市竹野南)・・・通所A、訪問Aを実施
・週1回、旧JA跡地で喫茶よつばを開催。建物のすぐ近くがコミュニティバスのバス停となっている。喫茶があることで、違う集落の人と再
会ができたり、バス停近くの診療所での診察後にバス待ちができている。スタッフは、お茶を出すよりも来ている人の状況を見守り、声掛
けをすることが重要という認識が統一されている。
・喫茶よつばの開業日は、隣で朝市を開催。通所Aの利用者もここで販売する野菜づくりが楽しみにしており、売れるための戦略をいろい
ろめぐらせている。本人が持ってこられない場合、近所の人が野菜を運んでくれるなどの手伝いをしている。
○ 泡瀬第三自治会(沖縄県沖縄市)・・・公民館で住民が「行きたくなる」催しを展開
・ひとり暮らし高齢者のもやしのひげとり・・・売上を積み立ててランチ会に、現在は毎週9㎏のもやしの注文に応えている。
・道路ボランティア・・・地域の花植えだけでなく公民館で野菜づくりなどにも挑戦。
・コロナ禍の活動・・・ラジオ体操の声掛けや地域への声掛け訪問が、地域ボランティアによる声かけ隊として組織化。
○ 越知町中大平地区(高知県越知町)・・・介護予防×畑仕事×集落支援×産業振興(産直)の取組
・山間集落において、畑仕事を生きがいデイサービスに見立てた活動を実施。
・住民は日々の畑仕事での余剰作物を持ち寄り、町の観光物産館で販売するため値札の貼り付けを行う(月収3万円に上る方も)。
・活動に際しては町役場の地域包括支援センターと農業関係部局と集落支援部局が連携。
<活動を通じて見えてきたもの(提言)>
○ 「認定されたサロンがない地域でも、サロンのような場はあるのよね」という声がある。
○ 「大好きな畑仕事やグランドゴルフは、サロンやデイサービス機能と同等」という視点が必要。
○ 今後、5年10年15年先、サロンは「公民館」から「職場」へ変わる可能性。
○ 若者が高齢者になったときに支え合える社会を今から築くことが孤立・孤独を防ぐ。
○ 「つながり・気にかけ・支え合う地域の実現」は、1事業だけで実現することは難しい。生活支援体制整備事業は、サロンや生活支援
サービスの創出のみを行うものではなく、「つながり・気にかけ・支え合う」地域づくりのための体制整備であることを再確認、再認識すること
が必要。
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(特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター)
団体概要
資料番号
2-4
<沿革>
○ 高齢者及び障害者、子どもなどが自立した生活を営むために必要な支援を実施する団体や、それらの団体のネットワーク組織を支援
することにより、「だれもが地域で普通に」暮らし続けることのできる地域社会の実現を目指して、1999年夏に任意団体として設立、
2001年2月以降はNPO法人として活動。
<主な活動>
○ 社会福祉に関するセミナー・フォーラムの企画、運営支援、調査研究、団体支援、出版の企画、編集、地域生活支援サービス等
取組の
ポイント
<各地の活動の事例など>
○ NPO法人わいわいみ・な・み(兵庫県豊岡市竹野南)・・・通所A、訪問Aを実施
・週1回、旧JA跡地で喫茶よつばを開催。建物のすぐ近くがコミュニティバスのバス停となっている。喫茶があることで、違う集落の人と再
会ができたり、バス停近くの診療所での診察後にバス待ちができている。スタッフは、お茶を出すよりも来ている人の状況を見守り、声掛
けをすることが重要という認識が統一されている。
・喫茶よつばの開業日は、隣で朝市を開催。通所Aの利用者もここで販売する野菜づくりが楽しみにしており、売れるための戦略をいろい
ろめぐらせている。本人が持ってこられない場合、近所の人が野菜を運んでくれるなどの手伝いをしている。
○ 泡瀬第三自治会(沖縄県沖縄市)・・・公民館で住民が「行きたくなる」催しを展開
・ひとり暮らし高齢者のもやしのひげとり・・・売上を積み立ててランチ会に、現在は毎週9㎏のもやしの注文に応えている。
・道路ボランティア・・・地域の花植えだけでなく公民館で野菜づくりなどにも挑戦。
・コロナ禍の活動・・・ラジオ体操の声掛けや地域への声掛け訪問が、地域ボランティアによる声かけ隊として組織化。
○ 越知町中大平地区(高知県越知町)・・・介護予防×畑仕事×集落支援×産業振興(産直)の取組
・山間集落において、畑仕事を生きがいデイサービスに見立てた活動を実施。
・住民は日々の畑仕事での余剰作物を持ち寄り、町の観光物産館で販売するため値札の貼り付けを行う(月収3万円に上る方も)。
・活動に際しては町役場の地域包括支援センターと農業関係部局と集落支援部局が連携。
<活動を通じて見えてきたもの(提言)>
○ 「認定されたサロンがない地域でも、サロンのような場はあるのよね」という声がある。
○ 「大好きな畑仕事やグランドゴルフは、サロンやデイサービス機能と同等」という視点が必要。
○ 今後、5年10年15年先、サロンは「公民館」から「職場」へ変わる可能性。
○ 若者が高齢者になったときに支え合える社会を今から築くことが孤立・孤独を防ぐ。
○ 「つながり・気にかけ・支え合う地域の実現」は、1事業だけで実現することは難しい。生活支援体制整備事業は、サロンや生活支援
サービスの創出のみを行うものではなく、「つながり・気にかけ・支え合う」地域づくりのための体制整備であることを再確認、再認識すること
が必要。
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