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資料8 奥山 構成員提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mirai/dai5/gijisidai.html
出典情報 こども未来戦略会議(第5回 6/1)《内閣官房》
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2023 年6月1日

第5回こども未来戦略会議

「こども未来戦略方針(仮称)」案への意見書
NPO 法人子育てひろば全国連絡協議会理事長
認定 NPO 法人びーのびーの理事長
奥山千鶴子

全体として、若者・子育て世代の所得を伸ばし、結婚・妊娠・出産、子育ては自由な意思
に基づき希望がかなえられる社会を目指し、個人の幸福追求を支援することで結果として
少子化・人口減少のトレンドを反転させていくこと、「未来への投資」としてこども・子育
て政策を強化し、社会全体でこども・子育て支援を支えていくといった理念や方向性につい
て賛同いたします。一方、国民全体に対して、危機感をもってこれからの 6~7 年がラスト
チャンスであり、さらにこの 3 年間が重要であるという発信が十分ではないと感じます。
企業を含め、国民全体の理解と納得感が得られてこそ、財源問題に道筋がついてくると思い
ます。
「こども未来戦略方針(仮称)
」案については、以下いくつか意見を提出いたします。
○財源の捻出について、徹底した歳出改革の道筋は極めて厳しい状況に見えます。経済成長
を阻害せず、若者・子育て世代の所得を減らさず、全世代の理解を得ていくには、相当のリ
ーダーシップと調整が必要です。道筋が見えるまでのつなぎ国債「こども特例公債」の発行
が常態化しないよう、あまり時間をかけずに工程表を示していただきたいと思います。
○今回、新たに提案されている、企業を含め社会・経済の参加者全員が連帯し、公平な立場
で、広く負担していく新たな枠組み「支援金制度(仮称)
」については、早急に関係団体等
と協議して納得感の得られるシステムを提案いただきますようお願いします。
○P5 「親同士・地域住民との交流機会を生み出す空間の創出」ですが、地域子育て支援拠
点事業等は、子育て家庭と地域の懸け橋として親同士・地域住民との交流機会を生み出す空
間の運営しておりますので、さらに拡充していく必要がある。としていただければと思いま
す。
○P6~P7 0~2 歳の育児休暇中も含めた家庭の孤立した状況、子育て家庭を対象とする
「一時預かり」
「ショートステイ」
「養育訪問支援」などの整備が遅れている実態に対しての
支援策として、P10 下段の「これまで比較的支援が手薄だった、妊娠・出産・育児を通じて、