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資 料 1-1 感染症定期報告(研究報告概要一覧表及び個別症例報告概要) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33434.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和5年度第1回 6/9)《厚生労働省》 |
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PMDA提出資料より血液対策課作成(令和4年11月-令和5年2月)
感染症
出典
概要
番号
詳細版
ページ
1
1
2
7
<ウイルス>
Mpox
(サル痘)
CDC MMWR.
71(2022)10181022
○サル痘症例の疫学的及び臨床的特徴(米国)2022年5月17日~
7月22日
2022年8月4日に米国保健福祉省は、米国でのサル痘のアウトブ
レイクを宣言した。2022年5月17日から7月22日までに2,891症例が
43の州から報告され、CDCは2022年7月27日までに1,195件の症
例報告書を受理した。これらのうち、99%の症例が男性であり、入
手可能なデータ中94%が症状発症前3週間以内に男性間での性
的又は密接な接触があったことを報告していた。保健所により渡
航地又は地元での感染と分類された241症例のうち178症例
(74%)が地元での感染と分類された。また、2022年5月17日から7
月2日までと2022年7月3日から22日までの期間で比較したところ、
地元での感染例の割合は51%から82%に増加し、黒人の割合は
12%から31%に増加していた。HIV感染状況に関するデータを入
手できた334例中136例(41%)がHIVに感染していた。最近ワクチ
ン接種を受けたサル痘患者のうち、少なくとも1例は1回目の
JYNNEOSワクチン接種後3週間以上経過してから発症していた。
一般的にサル痘は発熱性の前駆症状(発熱、倦怠感、悪寒、リン
パ節腫脹等)を認めるが、42%の症例では前駆症状がなく、37%
の症例で発熱しなかった。前駆症状の有無に関わらず、臨床医は
サル痘に類似する発疹を認めた患者に対して、サル痘の検査を
すべきである。
Mpox
(サル痘)
WHO ホーム
ページ.
https://www.wh
o.int/news/item
/23-07-2022secondmeeting-of-theinternationalhealthregulations(2005)-(ihr)emergencycommitteeregarding-themulti-countryoutbreak-ofmonkeypox
WHOは2022年7月21日に国際保健規則(IHR)緊急委員会の第2回
会合を開催し、WHO事務局長により、複数国でのサル痘の発生が
国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)に相当する
と判断された。今回の複数国におけるサル痘の発生をPHEICと判
断すべきか否かについて委員会メンバーはコンセンサスには至ら
なかったが、WHO事務局長は、この公衆衛生上の出来事に関連
する複雑さ、不確実性を認識し、委員会メンバー及びアドバイザー
の見解並びにIHRに沿ったその他の要因を考慮したうえで、複数
国でのサル痘の発生がPHEICに相当すると判断し、加盟国の疫
学的状況、伝播パターン、処理能力に基づきグループ1~4に分
け、暫定的な勧告を公表した。WHO事務局は世界の疫学状況を
報告し、サル痘が2022年1月1日~2022年7月20日までの間に72
か国から推定14,533件の症例がWHOに報告され、2022年5月初旬
の47か国、3,040件から増加していることを強調した。WHOのリスク
評価は2022年6月23日の第1回会合から変更はなく、世界レベル
及びWHOの全6地域で「中程度」、欧州地域では「高い」と考えられ
る。
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感染症
出典
概要
番号
詳細版
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<ウイルス>
Mpox
(サル痘)
CDC MMWR.
71(2022)10181022
○サル痘症例の疫学的及び臨床的特徴(米国)2022年5月17日~
7月22日
2022年8月4日に米国保健福祉省は、米国でのサル痘のアウトブ
レイクを宣言した。2022年5月17日から7月22日までに2,891症例が
43の州から報告され、CDCは2022年7月27日までに1,195件の症
例報告書を受理した。これらのうち、99%の症例が男性であり、入
手可能なデータ中94%が症状発症前3週間以内に男性間での性
的又は密接な接触があったことを報告していた。保健所により渡
航地又は地元での感染と分類された241症例のうち178症例
(74%)が地元での感染と分類された。また、2022年5月17日から7
月2日までと2022年7月3日から22日までの期間で比較したところ、
地元での感染例の割合は51%から82%に増加し、黒人の割合は
12%から31%に増加していた。HIV感染状況に関するデータを入
手できた334例中136例(41%)がHIVに感染していた。最近ワクチ
ン接種を受けたサル痘患者のうち、少なくとも1例は1回目の
JYNNEOSワクチン接種後3週間以上経過してから発症していた。
一般的にサル痘は発熱性の前駆症状(発熱、倦怠感、悪寒、リン
パ節腫脹等)を認めるが、42%の症例では前駆症状がなく、37%
の症例で発熱しなかった。前駆症状の有無に関わらず、臨床医は
サル痘に類似する発疹を認めた患者に対して、サル痘の検査を
すべきである。
Mpox
(サル痘)
WHO ホーム
ページ.
https://www.wh
o.int/news/item
/23-07-2022secondmeeting-of-theinternationalhealthregulations(2005)-(ihr)emergencycommitteeregarding-themulti-countryoutbreak-ofmonkeypox
WHOは2022年7月21日に国際保健規則(IHR)緊急委員会の第2回
会合を開催し、WHO事務局長により、複数国でのサル痘の発生が
国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)に相当する
と判断された。今回の複数国におけるサル痘の発生をPHEICと判
断すべきか否かについて委員会メンバーはコンセンサスには至ら
なかったが、WHO事務局長は、この公衆衛生上の出来事に関連
する複雑さ、不確実性を認識し、委員会メンバー及びアドバイザー
の見解並びにIHRに沿ったその他の要因を考慮したうえで、複数
国でのサル痘の発生がPHEICに相当すると判断し、加盟国の疫
学的状況、伝播パターン、処理能力に基づきグループ1~4に分
け、暫定的な勧告を公表した。WHO事務局は世界の疫学状況を
報告し、サル痘が2022年1月1日~2022年7月20日までの間に72
か国から推定14,533件の症例がWHOに報告され、2022年5月初旬
の47か国、3,040件から増加していることを強調した。WHOのリスク
評価は2022年6月23日の第1回会合から変更はなく、世界レベル
及びWHOの全6地域で「中程度」、欧州地域では「高い」と考えられ
る。
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