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参考資料5_「がん研究10か年戦略」の推進に関する報告書(中間評価) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html |
出典情報 | 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》 |
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術療法や薬物療法等の治療法の開発を進めるべきである。
● 高齢者においても、新たな切り口となるゲノム研究を進め、高齢者特有の
発がん要因を特定するべきである。また、加齢に伴う生態の変化から見たが
んという、新たな視点での研究も進めるべきである。
● 高齢者のがん検診のあり方も重要なテーマであり、加齢に伴ってがんが発
生しやすいことや認知症など他の疾患を合併しやすいこと等高齢者に多い問
題も踏まえ、検診のもたらすメリット・デメリットの観点から、高齢者に適
したがん検診を明らかにする研究を進めていくべきである。
③難治性がん及び④希少がん等に関する研究
がん患者全体の5年生存率が約60%と改善してきた一方で、膵がんをはじめ
とする難治性がんの治療成績向上が喫緊の課題である。また、早期発見が困難
であることから難治となっているがんについては、がんの存在診断のための革
新的技術を開発するとともに、転移・再発したがんを克服するための第一歩と
して、浸潤・転移といったがんの特性を解明する研究をさらに推進することが
求められる。また、希少がんについても、適応外薬や未承認薬の開発ラグの解
消に向けて、積極的に治療開発に取り組む必要がある。これまで、薬事承認に
は至っていないものの、難治性がん、希少がん等について複数の臨床研究を開
始するなど、実用化に向けた研究を推進してきた。難治性がんについても、希
少がんについても、まだ研究は途上であり、中長期的な視野も持ちつつ、引き
続き、強力に推進する必要がある。
以上を踏まえ、戦略の後半期間に支援していくべき研究の方向性は以下のとお
り。
● 希少がん及び難治性がんの研究については、診療・研究に携わる医療従事
者が限られていることを踏まえ、研究体制の支援等を含め、戦略的に中長期
的な研究支援を行うべきである。
● 日本に数例しか症例のない希少がんにおいては、国際的な協力のもと、企
業の参画も得られるよう、全ゲノムシークエンス検査結果も含めたレジスト
リ構築やサンプル収集を進めるべきである。
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● 高齢者においても、新たな切り口となるゲノム研究を進め、高齢者特有の
発がん要因を特定するべきである。また、加齢に伴う生態の変化から見たが
んという、新たな視点での研究も進めるべきである。
● 高齢者のがん検診のあり方も重要なテーマであり、加齢に伴ってがんが発
生しやすいことや認知症など他の疾患を合併しやすいこと等高齢者に多い問
題も踏まえ、検診のもたらすメリット・デメリットの観点から、高齢者に適
したがん検診を明らかにする研究を進めていくべきである。
③難治性がん及び④希少がん等に関する研究
がん患者全体の5年生存率が約60%と改善してきた一方で、膵がんをはじめ
とする難治性がんの治療成績向上が喫緊の課題である。また、早期発見が困難
であることから難治となっているがんについては、がんの存在診断のための革
新的技術を開発するとともに、転移・再発したがんを克服するための第一歩と
して、浸潤・転移といったがんの特性を解明する研究をさらに推進することが
求められる。また、希少がんについても、適応外薬や未承認薬の開発ラグの解
消に向けて、積極的に治療開発に取り組む必要がある。これまで、薬事承認に
は至っていないものの、難治性がん、希少がん等について複数の臨床研究を開
始するなど、実用化に向けた研究を推進してきた。難治性がんについても、希
少がんについても、まだ研究は途上であり、中長期的な視野も持ちつつ、引き
続き、強力に推進する必要がある。
以上を踏まえ、戦略の後半期間に支援していくべき研究の方向性は以下のとお
り。
● 希少がん及び難治性がんの研究については、診療・研究に携わる医療従事
者が限られていることを踏まえ、研究体制の支援等を含め、戦略的に中長期
的な研究支援を行うべきである。
● 日本に数例しか症例のない希少がんにおいては、国際的な協力のもと、企
業の参画も得られるよう、全ゲノムシークエンス検査結果も含めたレジスト
リ構築やサンプル収集を進めるべきである。
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