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DPC/PDPSに係る令和5年度特別調査の実施について(案) 入-2 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00188.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第2回 6/8)《厚生労働省》
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DPC/PDPS に係る令和5年度特別調査の実施について(案)
1. 概要
○ 令和6年度診療報酬改定に向け、DPC/PDPS については、令和4年度特別調査の結果
等も踏まえ、令和5年度特別調査の実施に向けた調査設計等を行うこととされている
(令和5年5月 10 日中医協総会了承)。


令和5年度特別調査の具体的な調査内容等については、DPC/PDPS 等作業グループに
おいて検討を行い、以下のとおり取りまとめたことから、本分科会において提案するも
のである。

2.背景・目的
(1)適切なコーディングについて
○ 機能評価係数Ⅱのうち、保険診療係数においては、適切なコーディングを評価する
観点から、様式1の「医療資源を最も投入した傷病名」の ICD コードとして、
「部位不
明・詳細不明コード」(※1)を使用した割合について評価を行っている。
※1 部位や病態等を確認することにより、他のコードに分類される可能性が高い ICD コードの
うち一部を、
「DPC導入の影響評価に係る調査」実施説明資料において指定している。



現在は 10%以上を減点対象としており、ほとんどの病院で基準値を下回っている一
方で、令和5年度において減点対象となっている病院も 23 病院存在する。



適切なコーディングは DPC/PDPS の安定的な運用の前提であり、令和4年度特別調
査を踏まえ、コーディングに係る更なる実態把握が必要であると考えられたことから、
「部位不明・詳細不明コード」の使用割合が高い理由や背景を把握するため、特別調
査を実施することとする。

(2)短期滞在手術等の入院/入院外での実施状況について
○ DPC/PDPS においては、短期滞在手術等基本料3の対象手術等(以下、「短在3対象
手術等」という。)は、入院初日に大部分の報酬が設定される点数設定方式 D で算定す
ることとされている。


短在3対象手術等には、全国での外来実施割合が高い短期滞在手術等基本料1の対
象手術等(以下、「短在1対象手術等」という。)も含まれるが、そのうち、DPC 対象
病院における外来実施割合が低い手術等も存在する。



令和4年度特別調査において、外来で診療可能な症例を入院で診療している等の意
見もみられたこと等も踏まえ、DPC/PDPS における短期滞在手術等の評価のあり方を検
討するにあたり、入院/入院外での実施状況等を把握するため特別調査を実施するこ
ととする。
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