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資料3-2 感染症サーベイランスの考え方-定点把握を中心として(感染研提出資料) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第122回 6/16)《厚生労働省》
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感染者の発生動向モニタリングとは
(ここでは、希少な感染症を除く)

第101回(令和4年10月5日)
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード資料
(3-2-②)より再掲

目的:感染者の発生動向を把握すること
概念:トレンド(傾向)とレベル(水準)を通して動向を把握する。
○複数の指標を用いることで、総合的に感染者の発生動向を把握し、かつ評価の信頼性を高めることができる。
⚫ 1つの指標のみでは、真の動向なのか評価が困難

⚫ トレンドとレベルの例 2021年RSウイルス(赤線)

動向を把握したい感染者の全体像
(新型コロナウイルス感染症におけるイメージ)
死亡者

現状の”全数把握”で
捉えられる感染者

重症者
外来陽性者
自己検査陽性者
検査や受診をしない感染者
IDWR 2021年 第26週(6月28日〜 7月4日):通巻第23巻 第26号

例えば、検査陽性者数の集計のみでは、検査を受けていない
感染者の動向が把握できない。受診行動・検査体制の変動
や、医療体制の逼迫等があった場合において、評価が困難に
なる。

直近の週のレベル(水準)は、過去のピークを上回ってお
り、トレンドは増加傾向

※ “感染者数の推計”、“陽性者の健康観察”、“重症化率・致命率の把握”は、感染者の発生動向モニタリングの目的ではない。
※ 重症化率・致命率の把握と、重症者や死亡者の動向の把握は異なる

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