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5 高齢化の要因 (1 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html
出典情報 令和5年版高齢社会白書(6/20)《内閣府》
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さらに、平成 27 年を基準年として、都市規

5

高齢化の要因

模別に 65 歳以上人口の推移を見ると、都市規
模が大きいほど 65 歳以上人口は増加する見込

高齢化の要因は大きく分けて、①年齢調整死

みとなっている。一方で、人口5万人未満の都

亡率の低下による 65 歳以上人口の増加、②少

市では、令和2年をピークに 65 歳以上人口は

子化の進行による若年人口の減少、の2つであ

減少し、令和 17 年には平成 27 年時点よりも減

る。

少する見込みである(図1-1- 11)。
(1)年齢調整死亡率1の低下による 65 歳以上
人口の増加
65 歳以上人口の増加に伴い、死亡者の実数
は増加傾向にあるが、人口の年齢構成に変化が
図1-1- 11

都市規模別に見た 65 歳以上人口指数(平成 27(2015)年= 100)の推移

140.0
133.4

130.0
124.4

120.0
116.1

115.9
110.0
108.3

100.0
100

89.7
90.0

80.0
平成27
(2015)

令和2
(2020)

7
(2025)

12
(2030)

17
(2035)

全国

大都市

人口30万人以上の都市(大都市を除く)

人口10万人以上30万人未満の都市

人口5万人以上10万人未満の都市

人口5万人未満の都市

資料:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成 30 年推計)」をもとに作成。
(注 1)各カテゴリーごとに総計を求め、平成 27 年の人口を 100 とし、各年の人口を指数化した。
(注 2)
「大都市」は、東京都区部及び政令指定都市を指す。
(注 3)福島県のデータは含まれていない。

12

22
(2040)

27
(2045) (年)