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2022年度 福祉・医療施設の建設費について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/230628_No003.pdf |
出典情報 | 2022年度 福祉・医療施設の建設費について(6/28)《福祉医療機構》 |
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2023-003
1.1.3
定員 1 人当たり建設費
(図表 5)保育所および認定こども園の平
米単価の推移
定員 1 人当たり建設費(以下「1 人当たり建
設費」という。)は、全国平均は 16,121 千円と
単位:千円
前年度から 1,964 千円上昇、首都圏は 17,819 千
342 353 354 350
円と前年度から 3,917 千円上昇した(図表 4)
。
平米単価と同様、2010 年度以降、上昇傾向が続
261
285 292 296
いているが、首都圏の上昇幅は顕著であった。
298
252
232 242
首都圏は建設用地の確保がとくに難しく、狭
377
329 336
312 322
396
352
424
437
375 376
456
402
267
全 国(n=4,094)
首都圏(n=1,262)
隘な土地に建てざるを得ないケースも散見され、
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
建設費が相場よりも高くなる場合がある。その
年度
ようなサンプルが含まれていたことが平均を引
き上げた一因と考えられる。
地域ブロック別にみると、首都圏および近畿
が全国平均を上回った(図表 6)。前年度も首都
(図表 4)ユニット型特別養護老人ホームの
定員 1 人当たり建設費の推移
単位:千円
圏の平米単価は他の地域を大きく上回っていた
が、2022 年度においても同様の傾向が続いた。
17,819
(図表 6)保育所および認定こども園の平米
単価 地域ブロック別
15,483
14,157
13,783
16,121
13,683
13,093
12,878
12,590
14,899
12,009
11,615
13,438 13,248
13,902
10,370
13,079
12,872
10,071
10,035
12,397
11,984
10,944
9,909
9,381
8,698
500
450
400
全 国(n=632)
首都圏(n=147)
456
単位:千円
418
402 401
387 384
372 369
350
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
347
300
年度
250
0
1.2
保育所および認定こども園
平米単価は全国平均および首都圏ともに
2010 年度以降で最高額を記録
1.2.1
1.2.2
平米単価
定員 1 人当たり延床面積
1 人当たり面積は、全国平均が 8.5 平米と前
平米単価は、2010 年度以降、上昇傾向が続い
年度から 0.1 平米低下、首都圏が 8.2 平米と前
ており、2022 年度の平米単価は全国平均および
年度より 0.2 平米上昇した(図表 7)
。
首都圏ともに最高額を記録した(図表 5)
。
平米単価が上がり続けているなか、延床面積
2022 年度の全国平均は 402 千円と前年度か
を抑制することで建設費全体でバランスを取ろ
ら 26 千円上昇、首都圏は 456 千円と前年度か
うとするも、近年は 8 平米台で横ばいが続いて
ら 19 千円上昇した。なお、2013 年度以降の 10
いる。設置基準を満たしつつ、適正なサービス
年間をみると、全国平均では 1.51 倍、首都圏は
を提供するためには、現状程度の 1 人当たり面
1.54 倍と、それぞれ 1.5 倍以上も上昇していた。
積が限界であることが示唆される。
Copyright ⓒ 2023Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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1.1.3
定員 1 人当たり建設費
(図表 5)保育所および認定こども園の平
米単価の推移
定員 1 人当たり建設費(以下「1 人当たり建
設費」という。)は、全国平均は 16,121 千円と
単位:千円
前年度から 1,964 千円上昇、首都圏は 17,819 千
342 353 354 350
円と前年度から 3,917 千円上昇した(図表 4)
。
平米単価と同様、2010 年度以降、上昇傾向が続
261
285 292 296
いているが、首都圏の上昇幅は顕著であった。
298
252
232 242
首都圏は建設用地の確保がとくに難しく、狭
377
329 336
312 322
396
352
424
437
375 376
456
402
267
全 国(n=4,094)
首都圏(n=1,262)
隘な土地に建てざるを得ないケースも散見され、
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
建設費が相場よりも高くなる場合がある。その
年度
ようなサンプルが含まれていたことが平均を引
き上げた一因と考えられる。
地域ブロック別にみると、首都圏および近畿
が全国平均を上回った(図表 6)。前年度も首都
(図表 4)ユニット型特別養護老人ホームの
定員 1 人当たり建設費の推移
単位:千円
圏の平米単価は他の地域を大きく上回っていた
が、2022 年度においても同様の傾向が続いた。
17,819
(図表 6)保育所および認定こども園の平米
単価 地域ブロック別
15,483
14,157
13,783
16,121
13,683
13,093
12,878
12,590
14,899
12,009
11,615
13,438 13,248
13,902
10,370
13,079
12,872
10,071
10,035
12,397
11,984
10,944
9,909
9,381
8,698
500
450
400
全 国(n=632)
首都圏(n=147)
456
単位:千円
418
402 401
387 384
372 369
350
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
347
300
年度
250
0
1.2
保育所および認定こども園
平米単価は全国平均および首都圏ともに
2010 年度以降で最高額を記録
1.2.1
1.2.2
平米単価
定員 1 人当たり延床面積
1 人当たり面積は、全国平均が 8.5 平米と前
平米単価は、2010 年度以降、上昇傾向が続い
年度から 0.1 平米低下、首都圏が 8.2 平米と前
ており、2022 年度の平米単価は全国平均および
年度より 0.2 平米上昇した(図表 7)
。
首都圏ともに最高額を記録した(図表 5)
。
平米単価が上がり続けているなか、延床面積
2022 年度の全国平均は 402 千円と前年度か
を抑制することで建設費全体でバランスを取ろ
ら 26 千円上昇、首都圏は 456 千円と前年度か
うとするも、近年は 8 平米台で横ばいが続いて
ら 19 千円上昇した。なお、2013 年度以降の 10
いる。設置基準を満たしつつ、適正なサービス
年間をみると、全国平均では 1.51 倍、首都圏は
を提供するためには、現状程度の 1 人当たり面
1.54 倍と、それぞれ 1.5 倍以上も上昇していた。
積が限界であることが示唆される。
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