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参考資料3 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会における主なご意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34074.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第29回 7/11)《厚生労働省》
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令和4年度診療報酬改定でできた外来感染対策向上加算は、地域の医療機関が連携

して感染対策に取り組む観点から、カンファレンスや訓練を合同で行う等の取組を求
めており、同様の仕組みを介護報酬にも設けるべき。
・ 平時から実効性のあるマニュアルの整備、職員に対する教育研修等が重要。組織の
垣根を越えて、高齢者施設・障害者施設が専門人材を有する医療機関から支援や助言
が受けられる仕組みが必要。
・ 感染症に関する専門性の高い看護師の介護施設における教育研修の取り組みについ
て、時限的なものではなく恒常的な感染症対応力強化につながるよう検討すべき。
・ 感染対策は重要であるが、費用対効果や負担の在り方については検討が必要ではな
いか。
・ 高齢者施設でのクラスター発生に備えた治療薬の備蓄のみでなく、抗原検査キット
の提供といった役割を果たすことが薬局にとっては重要である。
【テーマ5:認知症】
(1)地域包括ケアシステムにおける認知症の人への対応
・ 医療・介護現場で関わる際は、認知症の方を自分自身あるいは自分の大切な家族に
置き換えて、大切に思う気持ちを持ち合わせることが何よりも大切。
・ 認知症のために必要な医療が受けられないことはあってはならない。その人を支え
る尊厳あるケアを普及していくべき。
・ 認知症は医療と介護の両方の対応が必要であり、医療資源と介護資源との連携が日ごろ
から構築されていることが重要と考える。


認知症というのは、医療だけでも認知症を治し切れない。介護だけでも認知症の対
応はなかなか難しい。両方相まって持ち合うことによって、非常にいい成功体験が生
まれる疾患である。
・ 単身世帯の高齢者の認知症対策については、医療・介護の専門職の役割にとどまら
ず、認知症サポーターの活用や「通いの場」等に専門職が参加し、必要な場合に適切
なケアにつなげるとともに、多機能型サービスの活用等により地域での生活を支える
ことも重要。
・ 早期の気づき、早期対応、重度化予防には多職種連携による連携が重要。服薬管
理、歯科治療、外来看護師による相談等が適切に実施されることも重要。
・ 認知症初期集中支援が機能的に働くためには、患者の生活背景まで知っているかかりつ
け医の対応が重要。研修修了者や認知症サポート医は連携し、積極的に地域で役割を果た
すべき。
・ 独居以外にも老老介護や介護者に介護が必要な場合など、入院時の対応支援体制な
ども考慮が必要と考える。
・ 認知症の早期発見を含め、本人の意思を尊重して、必要な支援提供していくために
は具体的なシステム構築が必要である。特に地域包括支援センターと医療機関の連携
を拡充していくべき。また、地域包括支援センター以外の相談窓口の活用が必要と考
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