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資料1-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧18/ jRCTs031180352) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33835.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第150回 7/13)《厚生労働省》 |
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が有意に低く神経学転帰は良好であった。コロナ禍による救急現場の負担増に起
因した試験中止とそれに伴う検出力不足となった社会的状況は理解できること、
副次評価項目で水素群の有効性が示唆されることから、本評価分類ではBと考え
られる。一方で選択した主要評価項目で有意差なく、副次でも Cox の生存期間解
析や他の機能評価(MMSE と GCS)で有意差なかったこと、またランダム化試験の結
果であることから、臨床試験結果としてはCと判断せざるを得ない。
安全性
A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他
コメント欄: 対象患者の重症度から、水素添加の介入時期には極めて高い有害事
象発生割合であったが、対象群と比較し有意差を認めなかった。また、重篤な有害
事象も水素添加による明らかな因果関係を認めなかったとの報告であり、動物実
験や他の臨床試験の結果も参考に、Bと評価した。
技術的成熟度
A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他
コメント欄: 技術的には人工呼吸の際に2%水素を添加した酸素を投与する医師
の手技を伴わない単純な治療法である。しかし迅速な対応が迫られる救急医療現
場の中で、2%水素添加酸素の作成や投与時間の管理等に関してリスクマネージメ
ントが必要な部分があり、多くの経験をもつ医師や施設が必要と考えBと評価し
た。
因した試験中止とそれに伴う検出力不足となった社会的状況は理解できること、
副次評価項目で水素群の有効性が示唆されることから、本評価分類ではBと考え
られる。一方で選択した主要評価項目で有意差なく、副次でも Cox の生存期間解
析や他の機能評価(MMSE と GCS)で有意差なかったこと、またランダム化試験の結
果であることから、臨床試験結果としてはCと判断せざるを得ない。
安全性
A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他
コメント欄: 対象患者の重症度から、水素添加の介入時期には極めて高い有害事
象発生割合であったが、対象群と比較し有意差を認めなかった。また、重篤な有害
事象も水素添加による明らかな因果関係を認めなかったとの報告であり、動物実
験や他の臨床試験の結果も参考に、Bと評価した。
技術的成熟度
A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他
コメント欄: 技術的には人工呼吸の際に2%水素を添加した酸素を投与する医師
の手技を伴わない単純な治療法である。しかし迅速な対応が迫られる救急医療現
場の中で、2%水素添加酸素の作成や投与時間の管理等に関してリスクマネージメ
ントが必要な部分があり、多くの経験をもつ医師や施設が必要と考えBと評価し
た。