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日本病院団体協議会 病院薬剤師確保に係る要望書 (4 ページ)
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出典情報 | 病院薬剤師確保に係る要望書(7/11)《日本病院団体協議会》 |
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が、診療報酬の多くが包括され、適切な評価がなされておりません。
病院薬剤師が適切に配置された病棟において、退院時薬剤情報管理指導料、退院時
薬剤情報連携加算の算定対象の拡大を要望します。
③ 病院薬剤師による転院、転所時における薬剤管理サマリー等の情報提供に関する
評価の創設
薬剤管理サマリーは、薬歴だけでなく、入院中の薬剤投与状況の経緯や、退院後の
服薬管理支援等の薬物療法に必要な患者情報を病院薬剤師が薬学的視点から一元的に
記載し、医師が提供する薬剤情報を薬学的視点から補完するものであり、転院先の病
院のみならず、かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネージャー、介護施設等の多職種
に対する薬物療法及びその支援のための情報提供ツールとして幅広く活用されていま
す。特に、回復期病棟においては、病院薬剤師が処方の整理や服薬管理支援を介した
処方提案を行うことによって薬剤費削減効果が認められております。
現在、ポリファーマシー解消等の取組を推進する目的で、退院時1回に限り薬剤総
合評価調整加算が算定可能ですが、薬剤管理サマリーによる情報提供については診療
報酬上、評価されておりません。
ポリファーマシー解消等の取組をさらに効果的に促進させる観点からも、病院薬剤
師による転院、転所時における薬剤管理サマリーの情報提供に関する評価の創設を要
望します。
④ 病院薬剤師の外来業務に関する評価の創設
医師の外来診療時(前後の場合を含む)に、病院薬剤師が薬剤使用歴の確認・評
価、副作用・アレルギー歴の確認、初療室で使用する薬剤の管理、処方設計支援等
を行うことで、医師の業務負担軽減に資するのみではなく医療安全にも大きく貢献
することから、外来業務で薬学的管理を実施し、必要に応じて保険薬局と情報連携
した場合の評価を要望します。
⑤ 病院薬剤師の時間外業務に関する評価の創設
当直等、病院薬剤師が夜間対応していない病院においては、医師自らが薬剤部に
て調剤等を行っております。病院薬剤師の夜間勤務体制が充実すると、医師の業務
負担軽減に資するのみではなく医療安全にも大きく貢献することから、薬剤師の夜
間勤務について診療報酬上の評価を要望します。
2.
地域医療介護総合確保基金等の優先的な活用について
地域医療介護総合確保基金が病院薬剤師の確保のために積極的に活用されている事
例は少なく、病院薬剤師確保に向けて基金が優先的に活用されるよう、国から自治体
病院薬剤師が適切に配置された病棟において、退院時薬剤情報管理指導料、退院時
薬剤情報連携加算の算定対象の拡大を要望します。
③ 病院薬剤師による転院、転所時における薬剤管理サマリー等の情報提供に関する
評価の創設
薬剤管理サマリーは、薬歴だけでなく、入院中の薬剤投与状況の経緯や、退院後の
服薬管理支援等の薬物療法に必要な患者情報を病院薬剤師が薬学的視点から一元的に
記載し、医師が提供する薬剤情報を薬学的視点から補完するものであり、転院先の病
院のみならず、かかりつけ医、訪問看護師、ケアマネージャー、介護施設等の多職種
に対する薬物療法及びその支援のための情報提供ツールとして幅広く活用されていま
す。特に、回復期病棟においては、病院薬剤師が処方の整理や服薬管理支援を介した
処方提案を行うことによって薬剤費削減効果が認められております。
現在、ポリファーマシー解消等の取組を推進する目的で、退院時1回に限り薬剤総
合評価調整加算が算定可能ですが、薬剤管理サマリーによる情報提供については診療
報酬上、評価されておりません。
ポリファーマシー解消等の取組をさらに効果的に促進させる観点からも、病院薬剤
師による転院、転所時における薬剤管理サマリーの情報提供に関する評価の創設を要
望します。
④ 病院薬剤師の外来業務に関する評価の創設
医師の外来診療時(前後の場合を含む)に、病院薬剤師が薬剤使用歴の確認・評
価、副作用・アレルギー歴の確認、初療室で使用する薬剤の管理、処方設計支援等
を行うことで、医師の業務負担軽減に資するのみではなく医療安全にも大きく貢献
することから、外来業務で薬学的管理を実施し、必要に応じて保険薬局と情報連携
した場合の評価を要望します。
⑤ 病院薬剤師の時間外業務に関する評価の創設
当直等、病院薬剤師が夜間対応していない病院においては、医師自らが薬剤部に
て調剤等を行っております。病院薬剤師の夜間勤務体制が充実すると、医師の業務
負担軽減に資するのみではなく医療安全にも大きく貢献することから、薬剤師の夜
間勤務について診療報酬上の評価を要望します。
2.
地域医療介護総合確保基金等の優先的な活用について
地域医療介護総合確保基金が病院薬剤師の確保のために積極的に活用されている事
例は少なく、病院薬剤師確保に向けて基金が優先的に活用されるよう、国から自治体