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参考資料8_専門性の高い看護師の教育・資格について (5 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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診療看護師(Nurse Practitioner:NP)
【定義】

日本NP教育大学院協議会

本協議会が認める NP 教育課程(大学院)を修了し、本協
議会が実施する NP 資格認定試験に合格した者で、患者の
QOL 向上のために医師や多職種と連携・協働し、倫理的か
つ科学的根拠に基づき一定レベルの診療を行うことができ
る看護師。
【役割】

診療看護師(NP)の役割は、医師、薬剤師等の他職種と連
携・協働を図り,一定レベルの診療を自律的に遂行(特定
行為できる)し、患者の「症状マネジメント」を効果的、
効率的、タイムリーに実施することにより患者の QOL の向
上を図ることである。医療施設や在宅医療の場で、個々の
患者の症状に対応した「症状マネジメント」をタイムリー
に実施していくことにより疾病の重症化等を防止し、患者
の QOL の向上を図ることができる。
【診療看護師(NP)に必要とされる能力】

1)包括的健康アセスメント能力
能力
3)熟練した看護実践能力

2)医療処置・管理の実践

4)看護マネジメント能力

5)チームワーク・ 協働能力

【定義】

日本看護系大学協議会

JANPU-NP とは、本会が認定するナースプラクティショナー
教育課程(大学院)を修了し、本会の JANPU-NP資格認定審
査に合格し、保健医療福祉現場において病院・診療所等と連
携して、現にまたは潜在的に健康問題を有する個人や家族、
集団、コミュニティに対してケアとキュアを統合し、一定の
範囲で自律的に、治療的もしくは予防的介入を行い、卓越し
た看護を提供することが認められた高度実践看護師。
【役割】

1)専門看護分野において、個人・家族または集団に対して
ケアとキュアを統合した高度な看護を実践する(実践)。
2)専門看護分野において、医師等への照会の必要性を的確
に判断して、医師や他職種との連携を緊密に取るとともに、
看護職者を含むケア提供者に対してコンサルテーションを行
う(コンサルテーション)。
3)専門看護分野において、必要なケアが円滑に提供される
ために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーショ
ンを行う(調整)。
4)専門看護分野において、倫理的な問題・葛藤について関
係者間での倫理的調整を行う(倫理)。

6)医療保健福祉制度の活用・開発能力

5)専門看護分野において、看護職者に対しケアを向上させ
るため教育的機能を果たす(教育)。

【人数】670名

【人数】

7)倫理的意思決定能力

6)専門看護分野において、専門知識・技術の向上や開発を
図るために実践の場における研究活動を行う(研究)。
7名(2022年7月)

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